基本統計量を使ってデータを説明する (Describe your data with basic statistics)。単一または複数列のデータに関する記述統計量をリストで表示したい場合は、このオプションを選択します。詳細は、基本統計量でデータを説明する をご覧ください。
群や処理を比較して有意差を検定する (Compare groups or treatments for significant differences)。データを比較して有意差を検定したい場合は、このオプションを選択します。例えば、異なる薬剤処置を受けた人々の平均血圧を比較したいような場合です。比較対象となるデータには、異なる群から収集されたデータ、同一被験者に異なる処理を行ったデータ、異なる群の分布や比率があります。Next をクリックします。お持ちのデータがどのような方法で測定されたかが質問されます。詳細は、2. データはどのように測定されていますか? をご覧ください。
傾向の予測、相関関係の検出、または、曲線のあてはめを行う (Predict a trend, find a correlation, or fit a curve)。単一または複数の独立変数をもとに、従属変数を予測する回帰を使用したい場合、または、2変数間の関連性の強さを相関係数で説明したい場合は、このオプションを選択します。例えば、ある動物の体重からその平均カロリー摂取量を予測できるかどうかを調べたい場合は、このオプションを選択します。Next をクリックします。お持ちのデータがどのような方法で測定されたかが質問されます。詳細は、2. データはどのように測定されていますか? をご覧ください。
実験計画に必要なサンプルサイズを決定する (Determine the sample size for an experimental design)。これから実行したい実験に必要なサンプルサイズを決めたい場合は、このオプションを選択します。Next をクリックします。お持ちのデータがどのような方法で測定されたかが質問されます。詳細は、2. データはどのように測定されていますか? をご覧ください。
実験計画の感度を決定する (Determine the sensitivity of an experimental design)。これから実行したい実験の効果を検出するための検出力、すなわち検定能力を決定したい場合は、このオプションを選択します。Next をクリックします。お持ちのデータがどのような方法で測定されたかが質問されます。詳細は、2. データはどのように測定されていますか? をご覧ください。
処理と事象との間の関連性の強度を測定する (Measure the strength of association between a treatment and an event)。ある処理やある危険因子と、母集団のメンバーで発生する特定の事象との間の関連性の強度を測定したい場合は、このオプションを選択します。Next をクリックします。これから行う研究が後ろ向き (retrospective) か前向き (prospective) かが質問されます。詳細は、11. 研究は後向きですか、それとも、前向きですか? をご覧ください。
測定の比率や件数として (例:男性対女性) (By proportion or number of observations (for example, male vs. female))。カテゴリ別の件数や個体数をカウントする名義尺度 (nominal scale) でお持ちのデータが測定されており、カテゴリ間 (民主党員と共和党員など) に関連性が存在しない場合は、By proportion or number of observations in categories を選択します。
(Did you apply more than one treatment per subject?)
複数の群や処理を比較したり、サンプルサイズや検出力を決定する場合、お持ちのデータが連続的な数値尺度で測定されているのであれば、既に行われた測定、あるいは、これから行う測定の対象が同一被験者であるか、それとも、異なる被験者であるかを必ず指定します。Yes または No を選択したら、Next をクリックします。
異なる2つの処理を受ける同一被験者を算術尺度で比較する場合は、SigmaPlot により対応のある t 検定 (Paired t-test) の実行が提示されます。詳しくは、対応のある t 検定 をご覧ください。このプロシージャで得られた結果に関する説明を表示させることもできます。詳しくは、対応のある t 検定の結果を解釈する をご覧ください。
2つの処理を受ける同一被験者の算術尺度による比較に対してサンプルサイズや検出力を決定する場合は、対応のある t 検定のサンプルサイズまたは検出力の計算を実行するよう SigmaPlot により提示されます。詳しくは、検出力とサンプルサイズの計算 をご覧ください。
2つの異なる群を順位尺度で比較する場合は、SigmaPlot により、マン=ホイトニーの順位和検定 (Mann-Whitney Rank Sum Test) の実行が提示されます。詳しくは、マン=ホイトニーの順位和検定 をご覧ください。このプロシージャで得られた結果に関する説明を表示させることもできます。詳しくは、順位和検定の結果を解釈する をご覧ください。
2つの異なる処理を受ける同一被験者を順位尺度で比較する場合は、SigmaPlot によりウィルコクソンの符号付き順位検定 (Wilcoxon Signed Rank Test) を実行するよう提示されます。詳しくは、ウィルコクソンの符号付き順位検定 をご覧ください。このプロシージャで得られた結果を表示させることもできます。詳しくは、符号付き順位検定の結果を解釈する をご覧ください。
Three or more (3つ以上)。比較する群が3つ以上の異なる群である場合、または、3つ以上の異なる処理を受ける同一被験者の応答を比較する場合は、このオプションを選択します。
考慮する群や処理の組み合わせが2つあります (例:異なる都市の男性と女性) (There are two combinations of groups or treatments to consider (for example, males and females from different cities))。各実験の被験者が、異なる2つの実験因子によって影響を受ける場合、または、異なる2つの処理を同時に受ける場合は、このオプションを選択します。なお、因子の水準の違い、例えば、ジェンダーで言えば男性と女性については、異なる因子としては考慮しない点に注意してください。
考慮する群の組み合わせが3つあります (There are three combinations of groups to consider)。各実験の被験者が異なる3つの実験因子によって影響を受ける場合、または、異なる3つの処理を同時に受ける場合は、このオプションを選択します。なお、因子の水準の違い、例えば、ジェンダーで言えば男性と女性、国籍で言えばイタリア人とドイツ人については、異なる因子としては考慮しない点に注意してください。
このオプションを選択すると、SigmaPlot により三元配置分散分析 (Three Way ANOVA) の実行が提示されます。詳しくは、三元配置分散分析 (ANOVA) をご覧ください。
これは2変数間の関連性の尺度です (This is a measure of the association between two variables)。検出力またはサンプルサイズを決定する場合は、このオプションも同時に表示されます。SigmaPlot により、相関係数の検出力またはサンプルサイズの計算を実行するよう提示されます。
分割表 (A contingency table)。お持ちのデータが分割表の形式である場合は、このオプションを選択します。分割表とは、幾つかのカテゴリに分類される異なる群の観測数を表示する手段です。例えば、共和党または民主党の候補者に投票した男女別の数をこれであらわします。カテゴリ分けされた群の期待および予測分布の間に差があるかどうかを調べる場合に、このようなテーブルを使用します。
データに曲線を当てはめる (Fit a curved line through the data)。この答えを選択すると、独立変数と従属変数との間に直線関係を仮定せずに独立変数から従属変数を予測する方程式が求められます。データに曲線を当てはめるを選択した場合、使用したい曲線の種類について SigmaPlot により質問されます。詳しくは、8. 使用する曲線の種類は何ですか? をご覧ください。
幾つかの独立変数から従属変数を予測する。線形関係 y =b0+b1x1+b2x2+b3x3+ … bkxk を使用して複数の独立変数から従属変数を予測したい場合は、このオプションを選択します。ここで、 y は従属変数、x1, x2, x3…, xk は k 個の独立変数、b1, b2, b3…, bk は回帰係数です。xi の値が変動すると、それに応じて y の値も比例的に増減します。
変数対の間の関連の強さを測定する (Measure the strength of association between pairs of variables)。このオプションを選択すると、従属変数と独立変数を指定せずに、ある変数の値が別の変数の値をどれだけうまく予測するかが求められます (例えば、ある変数が増加または減少したとき、別の変数が増加または減少する尤度)。
このオプションを選択したら、Finish をクリックします。SigmaPlot によりピアソンの積率相関 (Pearson Product Moment Correlation) を計算するよう提示されます。
選択したすべての独立変数を方程式に含める (Include all selected independent variables in the equation)。単一の方程式を計算する際、そこで使用する独立変数が従属変数の予測に有意に寄与するか否かにかかわらず、選択したすべての独立変数を使用する場合は、このオプションを選択します。
このオプションを選択したら、Finish をクリックします。SigmaPlot により多重線形回帰 (Multiple Linear Regression) を実行するよう提示されます。詳しくは、多重線形回帰 をご覧ください。このプロシージャで得られた結果に関する説明を表示させることも可能です。詳しくは、多重線形回帰の結果を解釈する をご覧ください。
方程式に含める最良 (“best”) の変数を SigmaPlot に選択させる (Let SigmaPlot select the “best” variables to include in the equation)。選択した独立変数の候補を SigmaPlot で篩い分けし、従属変数の予測に有意に寄与するものだけを含めたい場合は、このオプションを選択します。これを選択したら、独立変数の選択方法について質問されます。詳しくは、10. 独立変数を SigmaPlot で選ぶ方法はどうしますか? をご覧ください。
10. 独立変数を SigmaPlot で選ぶ方法はどうしますか?
(How do you want SigmaPlot to select the independent variable?)
独立変数を逐次的に方程式に加えてゆく (Sequentially add new independent variables to the equation)。このオプションを選択すると、独立変数の無い状態から、変数を徐々に加えてゆき、従属変数の予測能力がそれ以上改善しなくなるところで方程式の独立変数を選択します。変数はモデルに寄与する予測能力の大きさの順に追加されます。
前進型の段階的回帰 (Forward stepwise regression) で生成されるモデルの予測能力は、その回帰方程式の残差平方和 (residual sum of squares) を小さくする能力によって測定されます。
独立変数を逐次的に方程式から除外する (Sequentially remove independent variables from the equation)。このオプションを選択すると、まずはじめに全ての独立変数を方程式に含め、それらを1つずつ除外していくことで方程式の独立変数を選択します。まずはじめに、従属変数の予測の寄与が最も小さい変数が方程式から除外されます。この消去プロセスは、従属変数を予測するモデルの能力が指定した水準を下回るまで続けられます。
後退型の段階的回帰 (backwards stepwise regression) で生成されるモデルの予測能力は、その回帰方程式の残差平方和 (residual sum of squares) を小さくする能力によって測定されます。
独立変数の全ての組み合わせの可能性を考慮してその中から最良のサブセットを選択する(Consider all possible combinations of the independent variable and select the best subset)。回帰モデルの全ての可能な組合せを SigmaPlot で評価し、従属変数を予測する最良の “best” モデルを取り出したい場合は、このオプションを選択します。
処理効果が事象の観測後に決定される (A treatment effect is to be determined after an event has been observed)。処理の効果が事象の観測後に決定される後向きの研究 (retrospective study) には、このオプションを選択します。詳しくは、オッズ比検定 をご覧ください。
処理群と対照群が事象の観測前に抽出されている (A treatment and a control group have been sampled before an event is observed)。処理群と対象群が事象の観測前に抽出されている前向きの研究 (prospective study) には、このオプションを選択します。詳しくは、相対危険度検定 をご覧ください。