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  SigmaPlot 15 がリリースされました。新機能については こちら をご覧ください。

研究成果をこの上なき表現にまで高める分析とグラフ作成

SigmaPlot は、Windows プラットフォーム用に設計された最先端の学術向けグラフ作成プログラム です。研究結果のグラフ表現を専門とするソフトウェアで、特に論文の作成や出版の支援を目的に設計されています。

出版品質の明瞭なグラフ、データ分析、プレゼンテーションのための豊富なツールが装備されており、研究成果の的確な表現を容易に行うことができます。自動エラーバー、回帰直線、信頼区間、軸の中断、特殊な軸スケール、非線形カーブフィッティングといった科学技術に特化した専門的な多彩なオプションと、パワフルなデータ操作を可能にするワークシートが用意されています。

 

グラフの作成と編集

Create Graph タブをクリックして、グラフの種類を選択したら、表示される Graph Wizard で使用するデータをマウスで選択すると、即座にグラフが作成されます。ワークシートの書式を設定したり、テンプレートや Graph Style Gallery を使用してお気に入りのグラフを繰り返し作成することもできます。

グラフタイプ:作成するグラフの骨格を決定するものです。SigmaPlot には、パイチャートや極座標プロットはもちろん、2 次元および 3 次元の直交座標系 (XY および XYZ) グラフのタイプが数多く用意されています。

グラフスタイル:グラフ上にデータをプロットする方法を決定するものです。選択できるスタイルは、グラフタイプによって変わります。Graph Wizard を使えば、各グラフタイプに関連付けられた利用可能なグラフスタイルの一覧を簡単に表示させることができます。

グラフスタイルギャラリー:グラフスタイルがそれぞれサムネイルのプレビューとして表示されます。このウィンドウから好みに合うスタイルを選んで新規グラフを作成することができます。グラフスタイルは、新規に作成することも、予め用意された豊富なテンプレートの中から好きなものを選んで利用することもできます。

テンプレート:SigmaPlot のテンプレートノートブックにはさまざまなページレイアウトが用意されています。あらかじめ定義されているこれらのテンプレートの属性を既存のページやグラフに適用したり、新たに定義したテンプレートを作成することができます。

 

ワークシート

最大 32,000,000 行、32,000 列までのデータをワークシートで取り扱うことができます。データを複数列または複数行に入力すると、行方向または列方向のいずれの方向でも計算を実行することができます。

ワークシートの列内のセルは調整可能で、有効数字 16 桁まで格納することができます。グラフに加える変更を指定するために、ラベルを配置したり、塗りつぶしカラーとパターンをカスタマイズしたり、エラーバーの向きを指定するコードをセルに入力できます。

 

データ解析

非線形回帰 [カーブフィット機能]

回帰分析 (Regression) は、一般に科学者や技術者が実験データの状態や特性をあらわすのに最適な曲線としてプロットするのに利用される手法です。SigmaPlot では、回帰ウィザード (Regression Wizard) を使って回帰分析およびカーブフィッティングを行います。回帰ウィザードでは、曲線のあてはめ、プロット作成、レポートの生成といった一連の手順を進行します。

カーブフィット機能は、方程式のパラメータ (係数) を変化させることによって、実験データに最も近似するような方程式のパラメータを求めるものです。方程式のパラメータは最大 25 まで、独立変数は最大 10 まで指定できます。また、カーブフィットでパラメータ値を求める際にその探索範囲を制限するためにパラメータの制約条件を最大 25 まで指定することができます。回帰曲線のあてはめ機能では、重み付き最小二乗法 (weighted least squares) を使用して精度を向上させることも可能です。

統計解析機能

SigmaPlot の Analysis タブには SigmaStat が用意されています。適切な検定法の選択までに至るプロセスをガイドする Advisor Wizard を含む、データ分析によく利用される統計検定が 50 種類装備されています。統計結果に関しては、詳細なレポートが読みやすい形式で出力され、その多くは結果に関する解釈が付けられます。また、統計結果のグラフも出力されます。

記述統計 (Descriptive statistics) は、ワークシートのすべての列で利用できます。Statistics Worksheet には、ワークシートのすべての列に関する基本統計量が一覧で表示されます。

線形回帰直線を信頼区間および予測区間付きで表示したり、グラフに列平均のエラーバーを描画したり、ワークシートの列間で対応のある t 検定や対応のない t 検定を実行できます。ヒストグラム機能を使用すれば、データセットの分布を計算しプロットすることができます。

 

モジュール機能

Enzyme Kinetics Module (酵素反応速度分析モジュール)

素早く簡単に、酵素反応速度論データを分析し、グラフを作成することができます。

Pharmacology Module (薬理学用モジュール)

探索的酵素反応速度論 (Exploratory EK)、保管寿命 (shelf life) の決定、簡易リガンド結合 (simple ligand binding) 計算、検量線 (standard curve) 分析を実行することができます。