27 トランスフォーム、回帰、グラフ分析
Transforms, Regressions, and Graph Analysis

『トランスフォーム、回帰、グラフ分析』では、SigmaPlot のパワフルな数学機能のすべてを紹介します。これらの機能は Analysis タブの TransformNonlinear Regression、および Graph Analysis グループにそれぞれ用意されています。

図 375: Analysis タブの Transform、Nonlinear Regression、および Graph Analysis グループ

 

トランスフォームとは、データの操作や計算をおこなう方程式の集合です。数学トランスフォームでは、既存のデータに数学関数を適用したり、連番やランダムなデータを生成できます。トランスフォームを実行するには、トランスフォームのダイアログボックスに変数と標準的な算術演算子や論理演算子を入力します。方程式には、トランスフォームでアクセスするデータをワークシートから指定したり、方程式の結果の保存先となるワークシートを指定することもできます。

トランスフォームを、.XFM ファイルとして個別に保存しておけば、後から再利用したり変更を加えて利用することができます。トランスフォームの保存形式はプレーンテキスト (ASCII) ファイル形式ですので、テキストファイルの編集と保存が可能であれば任意のワードプロセッサを使って作成したり編集することができます。

 

Topics:

  1. 統計トランスフォーム
    1. 統計トランスフォームを表示する
    2. データを積み重ねる
    3. データをインデックス化する
    4. データのインデックス化を解除する
    5. 簡単なトランスフォーム
    6. データを中心化する
    7. データを標準化する
    8. データを順位化する
    9. 交互作用変数を作成する
    10. ダミー変数 (指標変数) を作成する
    11. ラグ変数を作成する
    12. 文字列と数値のフィルタリング
    13. 乱数を生成する
    14. 欠損値のコードを翻訳する
  2. クイックトランスフォーム
    1. クイックトランスフォームを実行する
    2. トランスフォームを自動更新する
    3. クイックトランスフォームの三角法の単位を設定する
    4. クイックトランスフォームを列タイトルに設定する
  3. ユーザー定義トランスフォーム
    1. ユーザー定義トランスフォームを作成する
    2. トランスフォームの構文と構造体
    3. トランスフォームの構成要素
    4. トランスフォームの演算子
      1. 演算の順序
      2. 範囲に対する演算
      3. 四則演算子
      4. 関係演算子 (比較演算子)
      5. 論理演算子
    5. トランスフォームの事例
      1. データ変換トランスフォームの事例
      2. グラフ作成トランスフォームの事例
  4. ヒストグラムを作成する new
    1. ヒストグラムウィザードを使う
    2. Histogram トランスフォーム関数
  5. 2D および 3D データのスムージング
    1. 2D データのスムージング
    2. 3D データのスムージング
  6. 方程式のプロットと解
    1. 方程式をプロットしたりその解を求めるには
    2. 既存のグラフに方程式をプロットする
    3. 方程式のパラメータを設定する
    4. 保存された方程式をプロットする
    5. 方程式の解を求める
    6. Results ボックスの Tips & Tricks
    7. 方程式の解法に関するガイドライン
  7. 3成分データの正規化
    1. 3成分データを正規化するには
  8. 回帰線のプロットと編集
    1. 線形回帰直線の編集と追加
    2. 回帰式の計算結果の表示と保存
    3. 信頼区間と予測区間を追加する
    4. 線形回帰、信頼区間、予測区間の計算