27.1.13 乱数を生成する

生成できる乱数は、一様分布または正規分布です。これらのコマンドは、ユーザー定義トランスフォーム関数の乱数やガウス分布と同様に機能します。

1. 一様に分布する乱数

一様分布の乱数を生成するには：

1. Analysis タブの Transform グループから、
   
   Statistical → Random Numbers → Uniform
   
   を選択します。
   
   Uniform Random Transform - Select Data ダイアログボックスが表示され、出力列を選択するよう指示されます。
   
   

   ※ Note: 乱数トランスフォームでは入力列の選択はありません。

   
   
2. 乱数を表示する出力列をワークシートからマウスで選択するか、Data for Output ドロップダウンリストから選択します。選択した列の番号またはタイトルが Selected Columns リストの入力行としてハイライトで表示されます。
   
   選択内容を変更するには、Selected Columns リストで割り当てられた列を選択して、ワークシートから変更したいワークシート列をマウスで選択するか、ドロップダウンリストから選択します。割り当てられた列をダブルクリックすることでその内容を消すこともできます。
   
   
3. Finish ボタンをクリックすると、Random Number Generation ダイアログボックスが表示されます。Quantity ボックスに生成したい乱数の個数を入力します。
   
   
4. Low および High ボックスに、生成する乱数の範囲となる最小値と最大値を入力します。
   
   
5. 乱数生成のシード (Seed) を入力します。ここで入力した値は乱数の生成に使用されます。
   
   
6. ドロップダウンリストから Random を選択すると、ランダムシード番号が使用されます。
   
   
7. 設定が完了したら OK ボタンをクリックします。設定内容に従って乱数が生成され、指定した出力列にそれらが表示されます。

2. 正規分布する乱数

ベル型の正規分布曲線に従う乱数を生成するには：

1. Analysis タブの Transform グループから、
   
   Statistical → Random Numbers → Normal
   
   を選択します。
   
   Normal Random Transform - Select Data ダイアログボックスが表示され、出力列を選択するよう指示されます。
   
   

   ※ Note: 乱数トランスフォームでは入力列の選択はありません。

   
   
2. 乱数を表示する出力列をワークシートからマウスで選択するか、Data for Output ドロップダウンリストから選択します。選択した列の番号またはタイトルが Selected Columns リストの入力行としてハイライトで表示されます。
   
   選択内容を変更するには、Selected Columns リストで割り当てられた列を選択して、ワークシートから変更したいワークシート列をマウスで選択するか、ドロップダウンリストから選択します。割り当てられた列をダブルクリックすることでその内容を消すこともできます。
   
   
3. Finish ボタンをクリックすると、Random Number Generation ダイアログボックスが表示されます。Quantity ボックスに生成したい乱数の個数を入力します。
   
   
4. 乱数に使用する平均値を入力します。この値は、ベル曲線の「中央」または「頂上」になります。
   
   
5. データの標準偏差を入力します。この値の大きさは、データ平均に関する変動量で決まります。標準偏差が大きい場合は低く平たいベル型にデータが分布します。標準偏差が小さい場合は高く細身のベル型にデータが分布します。
   
   
6. 乱数生成のシード (Seed) を入力します。ここで入力した値は乱数の生成に使用されます。ドロップダウンリストから Random を選択すると、ランダムシード番号が使用されます。使用するたびに乱数生成で使用するシードを自動的に変更したい場合は、0/0 を入力します。
   
   
7. 設定が完了したら OK ボタンをクリックします。設定内容に従って乱数が生成され、指定した出力列にそれらが表示されます。