27.3.4.b 範囲に対する演算

標準的な四則演算子、すなわち、加算、減算、積、商、および、べき乗をスカラーで使用する場合は基本ルールに従います。2つの範囲にまたがるデータを足したり、引いたりする演算においては、その結果は、2つの範囲の和、差、などの演算結果に対応する範囲となります。

もし、一方の範囲が他方の範囲より短い場合は、長い方の範囲にあわせて演算が進められ、短い方の範囲の末尾には欠損値の記号が使用されます。

範囲とスカラーの演算では、範囲内の各データに対して、それぞれ同じスカラーが使用されます。

例: