27.1.5 簡単なトランスフォーム
SigmaPlot には、特に回帰分析や分散分析の問題において、測定データを線形化 (linearize) または正規化 (normalize) したり、ばらつきを安定化するのによく使用されるトランスフォームが幾つか用意されています。
- Add :和 (col(a)+col(b))
- Subtract : 差 (col(a)-col(b))
- Divide : 商 (col(a)/col(b))
- Square : 二乗 (square(col(a)))
- Absolute Value : 絶対値 (abs(col(a)))
- Ln : 自然対数 (ln(col(a)))
- Log 10 : 常用対数 (log10(col(a)))
- Reciprocal : 逆数 (1.0/(col(a)))
- Exponential : べき剰 (exp(col(a)))
- Square Root : 平方根 (sqrt(col(a)))
- Arcsin Square Root : 逆正弦平方根変換 (asinsqrt(col(a)))
簡単なトランスフォームの使用法
- Analysis タブの Transform グループから、
Statistical → Simple Transforms → [使用するトランスフォーム]
を選択します。
指定したトランスフォームの Select Data ダイアログボックスが表示され、入力列を選択するよう指示されます。
※ Note: トランスフォームを選択する前にワークシート列を選択している場合、自動的に選択した列が入力列に割り当てられ、出力列を指定するよう指示されます。 |
- トランスフォームを適用したいデータ列を入力列として選択します。ワークシートからマウスで選択するか、Data for Input: ドロップダウンリストから選択します。
選択した列の番号またはタイトルが Selected Columns リストの入力行としてハイライトで表示されます。そして、出力列を選択するよう指示されます。
- トランスフォームの結果を表示させる出力列を、マウスでワークシートから選択するか、ドロップダウンリストから選択します。選択した列の番号またはタイトルがハイライトで出力行に表示されます。
- Finish ボタンをクリックすると、指定した入力列に対してトランスフォームが実行されます。