17.2 使用するプロシージャを選択する

SigmaPlot では、広範にわたる統計プロシージャを利用することができます。Advisor を使えば、どの検定を使用したらいいかが提案されます。詳しくは、Advisor ウィザードを使う をご覧ください。また、適切な検定を自ら決定することも可能です。選択できるプロシージャのタイプは、実行したい分析の種類によって変わります。

 

表 3.1:統計的検定に使用するプロシージャー

測定尺度 実験タイプ
異なる個体の2つの群 異なる個体の3つ以上の群 同一個体に単一の処理を行った事前と事後 同一個体に複数の処理を行った事後 変数の予測、または、変数間の関連性
正規分布に従う等分散の数値 対応のない t 検定 一元配置または二元配置の分散分析 対応のある t 検定 一元配置または二元配置の反復測定分散分析 回帰分析またはピアソンの積率相関
順位または順序、または、正規分布に従わないか等分散でない数値 マン=ホイトニーの順位和検定 クラスカル=ウォリスの順位に基づく分散分析 ウィルコクソンの符号付き順位検定 フリードマンの順位に基づく反復測定分散分析 スピアマンの順位相関
カテゴリ別の分布 分割表のカイ二乗分析 分割表のカイ二乗分析 マクニマーの検定 なし なし

すべての統計プロシージャーコマンドは、Analysis タブの SigmaStat グループにあります。