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株式会社ヒューリンクス
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StarDrop バージョンアップデート情報

主な機能を以下に紹介します。新機能に関する詳細説明については リリースノート をお読みいただくか、soft.sales@hulinks.co.jp までお問い合わせください。

v8.0 で追加された機能

StarDrop™ 8 では、創薬化学ワークフローのあらゆる段階におけるリアルタイムコラボレーションを統合し、探索チームとのの共同作業の在り方を変革します。また、主要な ADME 特性向けの新たなモデルと更新モデル、および包括的な分子特性計算ツールにより、StarDrop の予測機能を強化しました。

リアルタイムコラボレーション

“リアルタイムコラボレーション” により、チームは全員の認識を統一し非効率を排除することで、ヒット化合物から候補化合物への移行を加速できます。StarDrop のインタラクティブなデータ可視化、SAR 解析、予測モデリング機能と組み合わせることで、チームは集合知を活用し、成功の可能性が最も高い化合物を優先的に選定し、合成努力を重要な領域に集中させることが可能になります。

Collaborative Project(共同プロジェクト):情報と分析を共有するスペースを提供し、どこから作業していてもチームの連携を保ちます。

Project Journal(プロジェクトジャーナル):共同作業を進める中で重要な目標や決定事項を記録するために活用できます。

Shared Data Set(共有データセット):一貫性を保証し、全チームメンバーが同一基盤にある化合物とデータにアクセスできるようにします。新規化合物やアッセイ結果は即座に可視化され、バージョン管理の問題や重複作業を防止します。

Centralised Idea Tracking(集中管理されたアイデア追跡システム):発見プロセスのあらゆる段階における設計と意思決定をすべて記録します。これにより、成功戦略を容易に特定し、将来の業務に適用することが可能になります。各化合物の作成者と作成日時が自動的に記録されるため、あらゆるアイデアをその起源まで遡って追跡できます。

Intuitive Workspace(直感的なワークスペース):データを自由に閲覧・分析でき、結果や洞察はいつでも即時共有が可能です。

セキュリティとアクセス

各プロジェクトの所有者は、そのプロジェクトの化合物やデータへのアクセス権限を管理し、閲覧や編集の権限を持つユーザーを設定します。StarDrop およびそのすべてのコラボレーション機能は、Optibrium 社の ISO27001 認証を取得した情報管理システムによって支えられており、信頼できるセキュリティを提供します。

新しく改良されたADME予測モデル

今回のリリースでは、5 つの新しい ADME QSAR モデル既存モデル 2 つの更新が含まれています。これらにより、化合物のより包括的な理解が可能となり、優先的に進めるべき化合物を特定できます。

新しい ADME QSAR モデル

  • HLM CLint カテゴリ
    肝臓が化合物を代謝する固有の能力を予測し、化合物を安定、中程度、不安定に分類します。代謝安定性の効果的なスクリーニングツールとして機能し、有利なクリアランスを持つ化合物に計算負荷の高い代謝計算を集中させることが可能になります。
  • P-gp inhibition カテゴリ
    化合物が、代表的な排出トランスポーターである P-糖タンパク質(P-gp)の阻害剤となるか、非阻害剤となるかを分類します。StarDrop の既存の『P-gp 基質カテゴリモデル』と併用することで、包括的な P-gp 相互作用プロファイリングが可能になります。
  • hERG pKi
    心毒性につながる可能性がある hERG チャネルへの結合親和性を予測します。この新しいモデルは、既存の hERG pIC50 モデルに代わるものです。
  • Ames mutagenicity カテゴリ
    化合物を変異原性あるいは非変異原性に分類します。発がんリスクにつながる変異原性化合物を回避するために役立ちます
  • Caco-2 permeability
    経口バイオアベイラビリティの予測および薬物動態の最適化に不可欠な、腸管透過性を予測します。

ADME QSAR モデル のアップデート

  • 血液脳関門(BBB)カテゴリモデルおよびヒト腸管吸収(HIA)カテゴリモデル
    トレーニングセットを拡張・多様化し、機能を強化しました。これにより、医薬品ケミカルスペースの網羅性が向上し、より現実的な性能評価が可能となりました。 本改良により、多種多様な分子骨格に対して、より信頼性の高い分類境界に基づいた、確度の高い予測を行うことができます。

重要な特性を定量化:新規構造記述子の追加

化学的な「直感」を定量的な「データ」へと変換する、包括的な構造記述子セットを追加しました。

新しい基本プロパティ

  • TPSA (NOSP): 硫黄またはリンに結合した窒素および酸素原子を含むトポロジカル極性表面積
  • McGowan’s Volume (Vx): 分子体積記述子

63 種類の新規カウント型記述子

  • 原子/原子種 (Atoms/atom classes)
  • 官能基 (Functional groups)
  • 環構造 (Rings)

すべての記述子は、Glowing Molecule™、ADME QSAR 予測モデリング、およびマルチパラメータ最適化確率スコアリングとシームレスに連携します。

追加機能と拡張機能

Optibrium 社が提供する新しい管理パネル

Web ベースの管理パネルは、チーム全体における StarDrop および Cerella™ の設定と管理を合理化するための単一のインターフェースを提供します。

本機能には、ユーザーアクセスと権限の管理、プロジェクトとワークスペースの管理、Cerella データソースの設定、API キーの管理機能が含まれます。

関数エディタの改良

新しい関数として、リガンド効率や親油性効率の方程式、分子式生成、InChI および InChI-Key 式、SELFIES 表記、そしてテキストの列分割機能が追加されました。

さらに、Concatenate 関数は複数の区切り文字をサポートするようになり、Split Columns 機能はデータセットメニュー内に配置されました。

CardView® の柔軟性向上

Card View の柔軟性がさらに向上し、プロジェクトの状況に合わせて化合物やデータを最も直感的な方法で表示できるようになりました。新たに「タイトル文字色のカスタマイズ」に対応したほか、プロパティ(物性値など)をカードの背景色ではなく「枠線の色」で表現するオプションを追加しました。これにより、化学構造式や Glowing Molecule™ の視認性が高まり、より鮮明に確認できるようになります。

Metabolism モジュールの改良

名称の統一性を図るため、「P450 Isoform」列の名称を「WhichP450」に変更しました。また、WhichEnzyme™ および WhichP450™ の円グラフに関する説明文を改善しました。さらに、代謝モジュールの環境設定(Preferences)における「Force Recalculation(強制再計算)」ボタンの挙動を明確化しました。

サーバーとライブラリの更新

オンプレミス版 StarDrop サーバーのインストール手順を簡素化し、すべてのサーバーで単一のインストーラーとインストールキーを利用できるようにしました。

対応 OS については、新たに Ubuntu 22.04 LTS および RHEL 9/10 がサポート対象に追加されました。一方で、CentOS 7.x および RHEL 7.x/8 のサポートは終了しました。 Derek Nexus はバージョン 6.4.0 に、Nexus は 2.7.1 にアップデートされました。Matsy ナレッジベースはアップグレードされ ChEMBL 36 のデータを含んでいます。また、OEChem ライブラリも最新化されました。 開発者向け機能として、カスタムスクリプト実行時にデータセットを再取得できる refreshFromDataSources 関数が新たに追加されています。

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