MPO Explorer は、化合物探索プロジェクトにておいて戦略的な決断を支援する手法を提供します。
3D の散布図とケミカルスペースが新たに追加されました。その他にもいくつかの機能が改良されています。

StarDrop の R-Grouop 解析機能を使用して、ケミカルシリーズ内の Matched Pair Analysis ができるようになり、化合物のプロパティに明らかな影響を与える主要な置換を特定することができます。
Digital Chemistry 社より提供されている BIOSTER のデータベースが最新版に更新され、23,000件以上の先例のある生物学的等価体の変換ライブラリを含んでいます。(前バージョンは 20,000件以上)
Derek Nexus モジュールは、世界トップレベル技術を有する Lhasa の知識ベース毒性予測機能を提供します。Derek Nexus は、公開データおよび提供されたデータ (非公開) を利用し、構造と毒性との関係を定義したものであり、ターゲット化合物が毒性を有する可能性をアラートとして表示します。Derek Nexus モジュールにより、変異原性、肝毒性、心毒性を含む 40 評価項目について、ターゲット化合物が毒性を有する可能性予測が可能となります。

BIOSTER は、Digital Chemistry 社との協力により開発および更新され、StarDrop の Nova モジュールの拡張オプションとして利用可能です。この組み合わせにより、ターゲット化合物への適切な変換を見出すための包括的 BIOSTER データベース検索が、迅速かつ容易になります。これらは、生物活性が高く、合成難易度が低く、あなたのプロジェクトに適した物性プロファイルへの優先性を持つ可能性が高い新規構造を生成するために、自動的に適用されます。BIOSTER に備わる十分に試行された等価体 (isosterism) 原理に基づく実験データは、化学的研究領域に属する多くの人々から集められたもので、これらを活性類似体の新たな発見に役立てることができます。BIOSTER モジュールには、István Ujváry 博士の監修のもと文献から手作業で収集された 20,000 件を超える先例のある生物学的等価体変換に加え、それらの記載されたオリジナルの文献への参照情報が他に類を見ない形式で1つにまとめられています。

StarDrop のデータの視覚化機能に幅広い種類のプロットとカスタマイズの機能が追加されました。
3D 構造活性相関を理解するための、Cresset 社独自の Field テクノロジーを使ったtorch3D (旧 Field Align) モジュールに、化合物の3次元構造、生物活性と相関の洞察を提供する Cresset XED 力場の最新バージョンが搭載されました。
Nova モジュール上で、素早く、簡単に、バーチャルライブラリを列挙することが可能となりました。骨格および各種フラグメントを定義することにより、自動的に、定義内容に対応した構造リストを発生します。各ポイントへの置換グループは、スケッチ、ユーザ定義ライブラリや集中管理ライブラリからの選択、StarDrop に含まれる R-group analysis 機能利用による別シリーズからの分解によって定義することが可能です。
StarDrop は、分析すべき全ての組み合わせを含むライブラリを列挙することが可能です。また、各プロジェクトターゲットに最適な化合物を選択するために、ライブラリ化合物に対し、物性値予測やスコア評価を自動的に実行することが可能です。この機能は、全ての組み合わせを含むライブラリでは保存したり分析するには大き過ぎる場合、非常に有用な機能となります。

StarDrop に含まれるデータ可視化機能は、グラフやプロットにインタラクティブなフィルタを与ることができ、最も興味深い化合物に素早く着目することが可能です。
StarDrop 5.3 では、時間情報を含む物性値やスコア値を探索するために、日付分析が可能となりました。大部分のデータフォーマットを、テキスト形式、カンマ区切り形式、SD ファイル形式から直接読み込むことが可能です。



