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Mathematica には、8つの計算カーネルが標準で装備されており、複数のコアを持つ PC の性能をフルに活用できるよう最適化されています。従来の Mathematica の構成はフロントエンドとカーネルのみでしたが、新しい Mathematica では、従来のカーネルが、制御カーネル(Control Kernel)と計算カーネル(Compute Kernel)の2つに分けられています。計算カーネルは、制御カーネルを通じてのみ命令を受け取ることができます。計算カーネルはご利用するマシン構成やコア数に応じて柔軟に拡張することができます。
Mathematica のシングルユーザーライセンスでは、各プロセス数は以下のようになっています。
※ ここでフロントエンドと制御カーネルが2つずつなのは、1つのシングルライセンスを2台の PC で実行できるという意味ではありません。この2つのプロセスは、同一 PC でのみで使うことができます。 例えば、1つの Mathematica を使って長い計算をしているときに、同じ PC でもう1つ Mathematica を起動して別の計算を行なうことが可能です。 |
シングルマシンライセンスにおいては、Mathematica Core Extension をお求めになることで計算カーネルを拡張し、8コアを超えるシステムに対応させることができます。
Mathematica Core Extension は、シングルライセンスの Mathematica に、4つの計算カーネル (並列計算用 MathKernel ライセンス) を追加する製品です。
フロントエンド | 制御カーネル | 計算カーネル | |
---|---|---|---|
シングルユーザーライセンス | 2 | 2 | 8 |
Mathematica Core Extension | 0 | 0 | 4 |
合計プロセス数 | 2 | 2 | 12 |
Mathematica のネットワークライセンスでは、Network Seat 1ライセンスあたりのプロセス数は下記のようになっています。
ネットワークライセンスにおいては、Network Seat を追加するか gridMathematica をお求めになることで、計算カーネルを拡張し、8コアを超えるシステムに対応させることができます。(※ ネットワークライセンスにおいては Core Extension for Mathematica を利用することはできません。)
フロントエンド | 制御カーネル | 計算カーネル | |
---|---|---|---|
Network Seat 1 | 1 | 1 | 8 |
Network Seat 1 | 1 | 1 | 8 |
合計プロセス数 | 2 | 2 | 16 |
gridMathematica は、16 個の計算カーネル (並列計算用 MathKernel 追加ライセンス) を、ネットワークライセンス管理サーバー(MathLM)と共にご提供する製品です。追加した計算カーネルは、同一ネットワーク上の任意のマシンで実行することができます。
フロントエンド | 制御カーネル | 計算カーネル | |
---|---|---|---|
Network Seat 1 | 1 | 1 | 8 |
gridMathematica | 0 | 0 | 16 |
合計プロセス数 | 1 | 1 | 24 |