シングルユーザーライセンス
シングルユーザーライセンスは、一人のユーザーにひとつのライセンスが提供される最も基本的なライセンスオプションです。
シングルユーザーライセンスのプロセス数
Mathematica は、マルチコア PC の性能をフルに活用するよう最適化されています。Mathematica のカーネルの構成は制御カーネル(Control Kernel)と計算カーネル(Compute Kernel)の2つに分けられています。計算カーネルは、制御カーネルを通じてのみ命令を受け取ることができます。シングルユーザーライセンスの構成は以下のようになっています。
- Mathematica シングルユーザーライセンスのプロセス数
- フロントエンド:2プロセス
- 制御カーネル:2プロセス
- 計算カーネル:8 プロセス
シングルユーザーライセンスではフロントエンドを2プロセス起動できます。
![](https://www.hulinks.co.jp/wp-content/uploads/software/mathematica/v7_prosess_1_s.png) |
|
フロントエンドを2プロセス以上起動しようとすると、警告ダイアログが表示されます。
![](https://www.hulinks.co.jp/wp-content/uploads/software/mathematica/v7_prosess_2_s.png) |
|
並列化機能を使えば、計算カーネルを最大4プロセスまで利用することができます。
![](https://www.hulinks.co.jp/wp-content/uploads/software/mathematica/v7_parallelize_4_s.png) |
|
使用する計算カーネルの数はプロセス毎に割り振ることができます。
![](https://www.hulinks.co.jp/wp-content/uploads/software/mathematica/v7_parallelize_3_s.png) |
|
計算カーネルの拡張オプション
シングルユーザーライセンスにおいては、Core Extension for Mathematica または gridMathematica SERVER をお求めになることで計算カーネルを拡張し、8コア以上のシステムに対応させることができます。