ドリルホールの 3D 補間
Surfer を使えば、手軽にドリルホールデータをグリッド化できます。Drillhole Manager のボタンをクリックするか、Grid Data をクリックして、データタイプに Drillhole XYZC を選択するだけです。ドリルホールデータを Surfer にインポートしていれば、データの収集と補間を経て 3D グリッドが生成されます。
ドリルホールの 3D 補間法は3種類用意されています。
- Inverse Distance to a Power
- Local Polynomial
- Data Metrics
ドリルホールでは XYZC データと同様に 3D 空間の「点」データに対して補間をおこなうほか、「間隔」データに対しても補間をおこなうことができます。
Point
Data Table に Point を選択した場合は、各点の位置が補間対象になります。
Interval
Interval を指定すると、Depth Location に Top, bottom, Center のいずれかを選択できます。間隔データのどこを補間の対象にするかを決める必要があるからです。
- Bottom を指定すると、間隔データの最下端が xyz 座標に使用されます。
- Center を指定すると、間隔データの中央が xyz 座標に使用されます。
- Top を指定すると、間隔データの最上端が xyz 座標に使用されます。
Interval の Bottom を Depth Location に指定したときの補間範囲。
Interval の Center を Depth Location に指定したときの補間範囲。
Interval の Top を Depth Location に指定したときの補間範囲。
ドリルホールの補間
- Home タブの Grid Data ボタンをクリックします。
- データタイプに Drillhole XYZC を選択します。
- Open Drillhole Manager をクリックすると、オリジナルのドリルホールデータの内容を確認することができます。
- XYZC データと異なるのは、位置情報として使用するデータに幾つかの選択オプションが用意されています。ドリルホールでは、ポイントまたは間隔データに対して補間を行うことができるようになっています。ポイントに対して補間をおこなうことにします。
- 作成された等高線を Drillhole レイヤーと同じ Map に移動して、3D View で表示します。
様々な表現
Volume render によるボリュームの表示と範囲の設定
Block render によるブロック表示