ラグ変数変換では、列データの1行目に欠損値を挿入し、その列全体の観測データを1行分ずらします。いちばん最後の行の値は削除されるので、トランスフォームの事前と事後で列のサイズは変わりません。
ラグ変数は、独立変数の従属変数に対する効果が、従属変数を時間的に遅らせた値に適切に対応するような時系列モデルを作成する場合に通常使用します。
Statistical → Lagged Variables
を選択します。
Lagged Variable Transform – Select Data ダイアログボックスが表示され、入力列を選択するよう指示されます。
選択内容を変更するには、Selected Columns リストで割り当てられた列を選択して、ワークシートから変更したいワークシート列をマウスで選択するか、ドロップダウンリストから選択します。割り当てられた列をダブルクリックすることでその内容を消すこともできます。
| ※ Note: データを格納する出力列を指定する場合、列の内容を消去して、内容を上書きするか否かを尋ねるダイアログボックスが表示されます。Overwrite をクリックすると、既存の列の内容がトランスフォームの結果に置き換えられます。Insert をクリックすると、既存のセルの内容の上にトランスフォーム結果が配置されます。入力列のデータが計算に掛けられ、指定した出力列に配置されます。 |
| ※ Attention: 出力先として指定した列にデータが含まれている場合、その列の内容を削除するか否かを確認するダイアログボックスが表示されますので、いずれかをクリックするか、トランスフォームをキャンセルします。 |