フィッティングが困難な場合は Dynamic curve fit を選択します。この場合、パラメータ範囲にある複数の初期値を使用して 200 のカーブフィットが実行されます。200 の結果から最適なフィッティングが選択されます。
X と Y データとして使用する列を設定します。X データが既に対数形式で用意されている場合は Log format X data オプションにチェックを入れてください。
X データの各ポイントに、反復測定された Y データがある場合は Y replicates を選択し、最後の Y の反復列を選択します。
フィッティングの解を使用して結果を計算するには Predict unknowns を選択します。特定の X からの新規 Y 値、または特定の Y 値からの X の列を計算することができます。Four または Five Parameter Logistic 方程式を使用している場合、特定のパーセント値の範囲に対して ECpercent を計算することができます。Standard Curve (標準曲線) でこれらの結果をプロットすることもできます。
設定が完了したら OK をクリックします。Standard Curve (標準曲線) が表示され、追加の値の計算を選択した場合、X および Y 値を示す下降線を使用してこれらもプロットされます。
図 12.17 Standard Curve (標準曲線) グラフ
13.23.2 Y Replicates
各 X 値に対して複数の測定値がある場合は、Standard Curve ダイアログボックスで Y replicates を選択し Last Y replicate column ドロップダウンリストから列を選択します。Y replicate 列は X データのすぐ右から開始しなければなりません。
図12.18 Standard Curves Macro (標準曲線マクロ) のための Y Replicate (Yの反復) データ
13.23.3 Log Data Format
X データに単純な整数、特に負数が使用されている場合は、既に対数形式ですので、Log format X data オプションを選択する必要があります。マクロは自動的に対応する数値データの新規列を作成し、対数軸目盛り上に自動的に X をプロットします。
図 12.19 Standard Curves Macro のための Log Data Format (対数データ形式)
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