
LatticeMind は、材料科学のための AI エージェントです。計算したい内容を平易な言葉で伝えるだけで、ワークフローの立案、結晶構造やデバイス構造の構築、ソルバー入力ファイルの生成と検証、ローカルまたは HPC クラスタでの計算実行、そしてレポート作成までを自動で行います。中核となるソルバーには密度汎関数理論(DFT)ソルバー RESCU を採用しています。
LatticeMind のプロジェクトは、決められた流れに沿って進みます。
各段階は前段の出力を検査し、次に進むか修正を求めるかを判断します。そのためエラーは早い段階で捕捉され、数時間後に計算失敗として表面化することがありません。
実行の主導権は常にユーザー側にあります。ソルバーの実行は /execute on を入力するまで無効化されています。/cost で見積りを、/launch-preview でローカルまたはリモートへの実際の投入内容を、ジョブ開始前に確認できます。

LatticeMind は 1 つのプロジェクトを 1 つのソルバーに結び付けます。3 つのバックエンドと現時点での対応度は次のとおりです。
| ソルバー | ステータス | 対応範囲 |
|---|---|---|
| RESCU | 正式対応(安定) | SCF、バンド構造、状態密度、射影/局所 DOS、構造最適化、DFT+U、DFPT によるフォノンと誘電応答、スピン分極および非コリニア磁性、合金と欠陥 |
| NanoDCAL | 実験的対応 | 2 プローブデバイスの量子輸送(透過率、コンダクタンス、I–V、散乱状態)、有効質量、複素バンド構造、フォノン、基底状態物性 |
| VASP | プレビュー(ベータ) | 平面波基底による多段階ワークフロー(SCF、構造最適化、バンド構造、DOS) |
NanoDCAL 対応は現在も開発が進行中です。対応する計算種別はいずれも、社内テストで一通り実行が確認されています。
LatticeMind は、ビルド環境の構築ではなく結果を求めるユーザー、すなわち材料科学者、化学者、エンジニアのための製品です。RESCU の入力構文を知っている必要も、何かをコンパイルできる必要もありません。計算したい内容を言葉で説明できれば、その計算を実行できます。




| プロバイダ | 設定値 | API キー |
|---|---|---|
| OpenAI(既定) | openai | OPENAI_API_KEY |
| Anthropic Claude | claude | CLAUDE_API_KEY |
| Google Gemini | gemini | GEMINI_API_KEY |
| Qwen | qwen | DASHSCOPE_API_KEY |
| Ollama(ローカル) | ollama | 不要 |