新規購入お見積

バージョン 11 で追加された機能

  1. 日本語フォント対応
  2. データ制限内のみでのグリッド
  3. 自動プロファイル (断面図) を作成
  4. 分水界マップの作成
  5. 機能属性を装備
  6. テキストエディター
  7. 高度な境界線の編集
  8. 距離と面積の測定
  9. グリッドノード・エディタの拡張機能
  1. 地表マップの解像度の向上
  2. マップレイヤーの整理
  3. クラス分けされたポストマップのクラスの増加
  4. マップの参照
  5. シンボルラインカラーの設定
  6. オブジェクトのロック
  7. テキストデータから数値への変換
  8. ファイル互換性の向上!
  9. 新しい座標系、投影法および測地系

 

日本語フォント対応

Surfer 11 は日本語フォントおよび文字に対応しています。中国語、ロシア語、ギリシャ語、ヘブライ語、またはアラビア語など、あらゆる言語を使用することができます。マップのあらゆる部分が、国際文字に対応しています。たとえば、描画テキスト、軸ラベル、軸タイトルなどを任意の言語を設定できます。情報の受け手が理解する言語で、マップをカスタマイズすることができます。

日本語を表示した例

データ制限内のみでのグリッド

グリッド作業中のデータポイントの外側のデータを自動的にブランクにします。Grid Data ダイアログボックスで Blank grid outside convex hull of data チェックボックスをオンにするだけで、あとは Surfer がやってくれます!

グリッドファイルのデータ制限外の領域は、余計な手間をかけなくても自動的に非表示になります!

自動プロファイル (断面図) を作成

Surfer の自動プロファイル・ツールにより、ある地点から別の地点への Z 値の変化を簡単に視覚化することができます。マップ上のプロファイル線を移動すると、プロファイルがすぐに更新されます!

マップ上に線を描くだけで、簡単にプロファイルを作成します!

 

分水界マップの作成

分水界マップ (Watershed Maps) は、グリッドファイルから集水域と河川を自動的に計算して表示します。カラフルな分水界マップで、水の流れ込む河川、河川系、水域を表示します。集水域、河川、またはその両方を表示します!

分水界の集水域と河川を表示し、どの領域の水がどの河川に流れ込むかを判断します。

 

機能属性を装備

データの整理とラベリングは簡単なことではありません。Surfer 11 では、すべてのオブジェクトの属性をサポートしています。たとえば、SHP ファイルをインポートすると、SHP 内のすべての機能に DBF からの属性がインポートされます!機能を属性でラベリングし、属性データを編集し、機能を属性と一緒に新しいファイルにエクスポートすることができます。

属性は、ベースマップ・ファイルとともにインポートされます!ベースマップ・オブジェクトを任意の属性でラベリングします。

 

テキストエディター

簡単なテキストエディターで、テキストの書式設定にかかる時間を節約します!テキスト文字列での特定の文字の書式設定、下付き文字と上付き文字指定、方程式の挿入はこれまでにないほど簡単になりました。

テキストエディターを使用すると、迅速かつ簡単にカスタムのテキストを作成し編集できます

 

高度な境界線の編集

思いどおりの境界を作成!Surfer の新しい境界編集ツールでは、簡単に境界を編集することができ、最も効果的に、データを望むとおりに表示することができます。ポリライン(線分)とポリゴン(多角形)の変換が可能になり、ポリラインを接続してオブジェクトを簡素化、またはポリラインを切ってオブジェクトを調節することができます。複数のポリゴンを組みわせて複雑なポリゴンにすると、複数のポリゴンが一緒にグループ化され、同じように塗りつぶされます (複数のポリゴンの周りをブランクにする場合に便利)。また、個々の領域を編集するため、複雑なポリゴンを別々のポリゴンに分割することもできます。

複数のポリゴンを選択し、それらを単一の複雑なポリゴンに組み合わせます!

 

距離と面積の測定

新しい測定ツールでは、描画を開始するだけで長さと領域が自動的に計算され表示されます!情報を Measure ボックスからコピーして Excel に貼り付けるか、Surfer プロジェクトにテキストとして組み込んでください。

Measureツールを使用して、地図上に領域を描画すると、領域の長さと面積が測定できます!

 

グリッドノード・エディタの拡張機能

グリッドノード・エディタが、より強力になりました!ツールバーのツールでズームイン/ズームアウトをすると、ズームインしたときにグリッドノードの Z 値を表示します。カーソル追跡が可能になり、グリッドノード・エディター・ウィンドウ内のノードをクリックすると、プロット・ウィンドウのマップ上の同じ場所が強調表示されます!

プロット・ウィンドウのマップ上のカーソル位置を追跡して、現在地のグリッドノード値を正確に知ることができます。

 

地表マップの解像度の向上

Surfer は最新のビデオカードの力を活用します!表面マップの解像度が、1024 からなんと 4096 ピクセルに増加しました。詳細な表面マップや、表面を覆う高解像度画像で鮮明さを確認してみてください。

この違いを見てください!上の画像は最大 1024 ピクセルの Surfer 10 で表示したもの、下の画像は 4096 ピクセル解像度の Surfer 11 で表示したものです。くっきりと鮮明な解像度を比べてみてください。

 

マップレイヤーの整理

Surfer では、レイヤー名にソースデータのファイル名を追加するので整理が簡単です!同じマップタイプのレイヤーが複数ある場合、どのレイヤーがどのマップのものか判るので、この機能は大変便利です。ユニークな名前が付いていると編集するレイヤーを簡単に見つけることができ、貴重な時間を費やしてレイヤーの名前を変更する必要もありません。

Surfer はソースデータ・ファイルの名前をレイヤー名に追加するので、レイヤーの追跡が簡単です。

 

クラス分けされたポストマップのクラスの増加

クラス分けされたポストマップに、すべてのカテゴリが含めることができます! 許容クラス数が 30 から 200 に増えました。

 

マップの参照

マップを作成したとき、または非参照ファイルからレイヤーを追加したときに、レイヤーの座標系を設定し忘れたとしても心配ありません。非参照ファイルからレイヤーを作成または追加するたびに座標系を入力するように求める新しいオプションが利用可能になりました!

 

シンボルラインカラーの設定

お待たせしました!すべてのシンボルの塗りつぶしと線の色が個別に選択できるようになりました!

 

オブジェクトのロック

ページ上に思いどおりの Surfer プロジェクトが作成できたら、オブジェクトの位置をロックしましょう。そうすれば、誤って移動してしまう心配はありません!

 

テキストデータから数値への変換

なぜ Surfer はデータをそのまま読みこまず、数値型データを文字型データとして読み込むのだろうかと思ったことはありませんか?ついに Surfer ワークシートでダイレクトに、数字をテキスト形式から数値形式に変換できるようになりました!

 

ファイル互換性の向上!

新しく対応するインポート形式:

  • LiDAR LAS 形式のデータの読み込み
  • E00 および GRIB 形式のグリッドの読み込み
  • Zip 形式で圧縮された SDT ファイル形式、TAR および TAR. GZ 形式のグリッドの読み込み
  • ベースマップとして、GPX ファイルをインポート

新しく対応または強化されたエクスポート形式:

  • XLSX 形式でのデータの保存
  • CPS 3 または ZMAP 形式でのグリッドの保存
  • GeoPDF へのエクスポート
  • PDF へのエクスポートは、部分的な透明度とページサイズをサポート
  • 軸をオフにした場合、画像ファイルへのエクスポートした後、マップ周りの余分な空白は作成されません!もう画像にエクスポートする前に、目盛/ラベルをオフにする必要はありません。

 

新しい座標系、投影法および測地系

新しい座標系:

  • State Plane 1983 – Kentucky Single Zone
  • New Zealand Map Grid
  • New Zealand Transverse Mercator 2000 (NZTM 2000)
  • Irish National Grid
  • Italy Mainland Zone 1 Gauss-Boaga
  • Italy Mainland Zone 2 Gauss-Boaga
  • Sardinia – Gauss-Boaga
  • Sicily – Gauss-Boaga
  • Switzerland –  CH1903 LV03
  • Switzerland – CH1903+LV95
  • JGD2000 / Japan Plane Rectangular
  • JGD2000 / UTM

新しい投影法:

  • New Zealand Map Grid
  • Updated Hotine Oblique Mercator
  • Updated Hotine Oblique Mercator 2-Point

新しい測地系:

  • Rome 1940 – Italian Peninsula (Greenwich Meridian)
  • Rome 1940 – Sardinia (Greenwich Meridian)
  • Rome 1940 – Sicily (Greenwich Meridian)
  • New Zealand Geodetic Datum 1949 (Bursa-Wolf)
  • New Zealand Geodetic Datum 2000 (NZGD2000)
  • CH1903 – Switzerland (Bursa-Wolf)
  • CH1903+ – Switzerland
  • ITRF90 (Bursa-Wolf)
  • ITRF94 (WGS84 base)
  • Japan Geodetic Datum JGD2000 (WGS84 base)