Liebherr社検査部の日常目的ツールとしての FlexPro

60年以上もの間、Liebherr社の製品とサービスは拡大し洗練され続けてきました。Liebherr社では多数の製品がありますが、Ehingen (エーインゲン) ではクレーン車の開発・製造を行なっています。Liebherr社のクレーン車は 35トンモデルから積載量1,200トンの大型クレーンにまで及びます。検査部の Martin Sauter は FlexPro を使った経験をこう語っています。

「当社は 2010年の初めからずっと FlexPro を使っています。当初はバージョン8 の 3ユーザーネットワークライセンスを使っていました。その後、FlexPro が日常的に使われるようになり、アップデートのたびに改良され、信頼性が上がってきました。他の部でも FlexPro を使っていて、ネットワークライセンスマネージャーを介して簡単に管理できています。

テクニカルサポートは通常の場合、当日中に提供されます。バグや改善要求は可能な限り迅速に対処され、メンテナンスリリースが使用可能になると修正が実行されたかどうか自動的に通知されます。

当社では主に典型的なタイミング図や XYダイアグラムを使って作業しています。また頻繁に FPScript を使った統計や反復性解析の自動化の前処理を行なっています。アプリケーションによっては、信号解析、スペクトル解析、フィルター、統計、カウントプロシージャ―や音響モジュールを追加して作業しています。当社で通常使っている .binフォーマットおよび .mdfフォーマットはもちろん他のフォーマットも FlexPro では標準サポートされています。実測チャンネルに加えて、FlexPro は計測コメント、各チャンネルのプロパティおよび特殊試験パラメーターもインポートできて、大変便利です。測定データを ASCII でエクスポートする測定デバイスでは、テキストデータインポートウィザードを使って、カスタマイズしたインポートテンプレートを作成することができます。」