
Q-Chem は、分子の構造、反応性、振動、電子および NMR スペクトルを正確に予測するための非経験的 (ab initio) 量子化学計算の統合パッケージです。
Q-Chem 7 には、Q-Chem に期待されるパフォーマンスと使いやすさのすべての機能に加え、COACH 機能機能、線形スケーリング MP2 およびダブルハイブリッド DFT、MPI 対応の NMR 機能、MRSF-TDDFT のエネルギーと性質に加え、数多くの新機能が搭載されています。
GTO ベースの ab initio 材料モデリングのためのモジュール「QC-PBC」や、分子動力学と生物システムモデリングのためのモジュール「M-Chem」も利用可能です。


開発元:Q-CHEM, Inc.
LDA、GGA、メタ GGA、GGA とメタ GGA のハイブリッド、Range-Separated ハイブリッド、ダブルハイブリッド汎関数をサポートしています。基底状態および時間依存 DFT による励起状態について、一点エネルギー、構造最適化、振動計算、その他多くの特性を評価することができます。
Møller-Plesset 摂動論や結合クラスター法 (Coupled-Cluster Methods) など、電子相関効果を扱うための最新ツールが用意されています。強い相関のある系に対しては CASSCF、結合クラスター価電子結合 (CCVB)、Selected CI、RAS-CI、Spin-Flip、V2-RDM 法などの特殊な手法が使用できます。
CIS、TD-DFT、NOCI、EOM-CC、ADC といったさまざまな電子励起状態の研究手法が使用できます。これらの手法はさまざまな電子状態をカバーしており、分光学的特徴、電荷とエネルギーの移動、および非断熱ダイナミクスのシミュレーションを可能にします。さらに、波動関数解析モジュールを使用することで、励起状態に関するより深い洞察を得ることができます。
SM8、COSMO、C-PCM などの陰溶媒モデルから、陽溶媒効果を取り扱う有効フラグメントポテンシャル法 (EFP) まで、さまざまな溶媒和系のモデリングソリューションを提供します。さらに、QM/MM や密度埋め込みなどのさまざまな埋め込み手法や、CHARMM および GROMACS へのインターフェースが用意されています。
さまざまな種類のスペクトルをモデリングするためのツールを利用できます。IR およびラマン分光法、UV-vis 分光法、X 線分光法、光電子分光法、NMR 分光法、非線形分光法 (2 光子吸収法など) を使用することができます。 分光学的特徴は、TDDFT から EOM-CC や ADC 法まで、多くの異なるレベルの理論を用いて研究することができます。
ALMO に基づく EDA により、全相互作用エネルギーを物理的に意味のある項に分解し、分子間および結合間相互作用の本質を明らかにすることができます。また、対称性適応摂動論 (SAPT) およびその拡張多体系版 (XSAPT) による分子間相互作用の計算と解析も可能です。
幾何学的最適化、ポテンシャルエネルギー曲面スキャン、遷移状態探索、固有反応座標追跡などの手法を提供し、化学反応性、熱化学、化学反応速度論の研究に理想的なツールです。
NVE および NVT サーマルサンプリングを含む第一原理分子動力学 (AIMD: ab initio molecular dynamics) と、準古典的分子動力学 (QMD: quasi-classical molecular dynamics) を実行することができます。これらのアプローチにより、振動スペクトルや第一原理経路積分を生成することができます。また、非断熱系を効果的に扱うための Tully の最少スイッチ表面ホッピング (FSSH) アプローチも実装されています。
Q-Chem 7.0 には、分子、材料、生体分子のモデリングを行うためのモジュールが含まれています。
OS:x86 64 ビットシステム (Intel、AMD) 上で動作する Linux、macOS、Windows
| Linux | 最新の Linux ディストリビューション:RHEL, CentOS, SuSE, Debian, Ubuntu, … |
| macOS | El Capitan (10.11) 以降 Sonoma (14.x), Sequoia (15.x), Tahoe (26.x), Golden Gate (27.x) を含む Intel チップ搭載の macOS は、Q-Chem 6.3 以降のバージョンではサポートされません。 |
| Windows (64-bit) | Windows 8, 10, 11 |
メモリ:2 GB (CPU コアあたり)
HDD:1.4 GB (インストール時) + スクラッチディスク
1 つの研究グループ内でのみ使用可能。研究責任者 1 名とそのグループメンバーを対象とします。
ライセンスのコア数は、Q-Chem がインストールされるワークステーションまたはクラスタの CPU コア数以上をご指定ください。
| Single Seat | 32 コアのノードロックライセンス。32 コア以下のマシン 1 台にインストール可能。 |
| Cluster | 256 コアのノードロックライセンス。OS 問わず、複数のマシンにインストール可能。 マシンの合計コア数は最大 256 コアまで。 |
| Unlimited | コア数無制限。ノードロックおよび FlexNet ライセンスキーを提供。 |
異なる部門または 1 つの部門から最大 3 つの関連グループで使用可能。
コア数無制限で、ノードロックライセンスと FlexNet ライセンスの両方が利用できます。
1 つのサイトまたはキャンパス内のすべての研究グループを対象とします。
製品版と同じ機能を 1 ヶ月間ご利用いただけます。

※ 製品価格は見積依頼フォームよりお問合せください。製品補足情報欄にご希望のライセンスをご記入ください。
| 永続ライセンス | 適用範囲 | 組織タイプ |
|---|---|---|
| Q-Chem 7.0 Single Seat (32-core) | Single Research Group | 教育用 / 官公庁用 / 商用 |
| Q-Chem 7.0 Cluster (256-core) | Single Research Group | 教育用 / 官公庁用 / 商用 |
| Q-Chem 7.0 Unlimited | Single Research Group | 教育用 / 官公庁用 |
| Q-Chem 7.0 Multi-group (unlimited) | Multiple Research Group | 教育用 / 官公庁用 |
| Q-Chem 7.0 Site (unlimited) | Site | 教育用 / 官公庁用 / 商用 |
| 年間ライセンス | 適用範囲 | 組織タイプ |
|---|---|---|
| Q-Chem 年間 Single Seat (32-core) | Single Research Group | 教育用 / 官公庁用 / 商用 |
| Q-Chem 年間 Cluster (256-core) | Single Research Group | 教育用 / 官公庁用 / 商用 |
| Q-Chem 年間 Unlimited | Single Research Group | 教育用 / 官公庁用 |
| Q-Chem 年間 Multi-group (unlimited) | Multiple Research Group | 教育用 / 官公庁用 |
| Q-Chem 年間 Site (unlimited) | Site | 教育用 / 官公庁用 / 商用 |
| インストール時に収集されるライセンスデータ (マシン固有) を Q-Chem 社にメール送信し、ライセンスキーを発行・入手する必要があります。 |