プロットの系列が多くなるほど、どの系列がどのプロットかを判別するのが困難になります。例えば、以下の左図で Tokyo の系列がどれであるかは簡単には判断できません。このような場合、系列ごとのプロット属性をワークシートにまとめて定義しておき、必要に応じてその内容を変更してプロットに反映させるようにすると便利です。

この中から Tokyo を探すのは大変です。
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ワークシートで各系列のプロット属性を変更できるようにすると、目的の系列を簡単に識別できます。 ※ SigmaPlot 13 からは、ライン幅 (Thickness) も制御できるようになりました。
これを行うには、以下の手順で簡単に設定できます。
例えば、多系列の折れ線グラフを通常の手順で作成します。



ワークシートの空いた列にプロット属性を定義していきます。カラー、線種、シンボルの形状、塗りつぶしパターンといった数値やテキストであらわせない属性は、Worksheet タブの Graphic Cells を使って入力することができます。
プロット画面に移って、プロットをダブルクリックして Graph Properties を開きます。ワークシートに定義した列が各プロット属性のリストの一番下に追加されていますので、それを選択します。



Line Type には、ドロップダウンリストから列14を指定します。


バージョン 13 からの新機能です。Thickness には、ドロップダウンリストから列15を指定します。この値は単純な数値です。


Line Color には、ドロップダウンリストから列13を指定します。
必要があれば、シンボルの色についても、同様の手順でカラー列を割り当てます。


| ※ ワークシートとプロットを並べて表示するには、Data または Graph Page のいずれかのタブをマウスに押したまま、ウィンドウの右端か下端にドラッグしてください。画面を上下または左右に分割することができます。 |

もちろん、折れ線以外のプロットタイプにも適用できます。

レーダー

棒グラフ

3D 棒グラフ

箱ひげ図