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株式会社ヒューリンクス
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SigmaPlot 14 で解消された不具合

グラフに関するバグフィックス

  • ページ上のテキストオブジェクトの位置を変更するコントロール設定がなかった問題。


  • グラフページ上で図形が黒く塗りつぶされて表示される場合があった問題。
  • ラインの Transparency コントロールが 3D グラフで除外される問題。
  • マクロを使って Filled Contour Plots (塗りつぶし等高線図) を PowerPoint に貼り付けるとプロットの一部が切り取られる問題。この現象は PowerPoint 自体には何も起きません。これは、SigmaPlot のグラフページに等高線図を貼り付ける際の問題です。
  • シンボルを列平均 (column mean) にするとグラフにスプラインが描画できなかった問題。
  • グラフのカラーに透明度を使用している場合、SVG と SWF フォーマットで塗りつぶし領域のカラーが表示されなかった問題。
  • 要約プロットにおいて、タプル (曲線) の X 値と Y 値の数が等しくない場合に2方向エラーバーとシンボル (Bidirectional Error Bars and Symbols) の計算が正しくなかった問題。
  • 凡例項目の順序を変更すると、 Word に凡例が正しくコピーされず、貼り付けたグラフの凡例は変更前の順序で表示される問題。
  • 特定の JNB ファイルを開くと、特定のグラフページのオブジェクトの一部しか表示されない問題。この問題は、そのページに空白の OLE オブジェクトを読み込むと発生します。
  • 3D Result Graph (3D Residual Scatter, Mesh and Scatter, Scatter Category) の散布図の部分が表示されなかった問題。
  • Paste Special を使用してクリップボードからページに貼り付けたエンハンスド・メタファイルがノートブックに保存されない問題。
  • メタファイルを貼り付けるとページの中央に配置されない問題。
  • 不均一データ (non-uniform data) を使用してメッシュプロットまたは等高線プロットを作成すると、描画時間が長くかかる問題。補間法の修正により高速化しました。
  • グラフページでグラフを選択したときの右クリックメニューに View Graph Data コマンドが表示されなかった問題。
  • Graph Properties ダイアログを使用するとグラフの凡例項目のテキストが途中で切れる問題。
  • Result Graph の幾つかで、ワークシートのデータを使用するグラフに変換したあと、ワークシートの Graphic cells を利用できなかった問題。該当するグラフは以下のとおりです:
    • Scatter Plot Residuals
    • Normal Probability Plots
    • Frequency Confidence Errors
    • ANCOVA adjusted means plots
    • PCA Scree Plots
    • Survival scatter plots
  • 一部のフォーマットに関するグラフのエクスポートコードの診断メッセージが不適切だった問題。この問題に関係するエクスポートフォーマットは、PDF vector, EPS, SVG, SWF です。
  • ページ内の外部オブジェクトのエラーメッセージが不適切だった問題。外部オブジェクトのストレージの取得やその表示に問題があった場合、より適切なエラーメッセージが表示されるようになりました。
  • 特定の Result Graph (before/after プロットと grouped error bar charts) で、凡例 (Legend) のロックが適用されず、コピー&ペースト操作を経るとその内容が変更される問題。カスタムで入力したテキストの内容が失われ、選択した列の内容に戻ります。該当する Result Graph は、multi-factor ANOVA 検定で作成される 2-Way および 3-Way Effects profile プロットと、ANCOVA 検定で作成される Regression Lines です。その他のグラフタイプについてもこの問題は解消されています。
  • Contour Plots の Graph Properties に Fill Color が表示されない問題。
  • 現在のページのカラースキームが Graph Properties と一致しなかった問題。
  • 等高線の背面を指定する場合、Transparency の静的テキスト、スライダー、編集ボックスが無効になる問題。
  • Graph Properties の Axis Breaks 挿入の Post break interval が入力に応じて反映されなかった問題。入力のたびに値が反映されるようになりました。
  • Reference line に不要なテキストあった問題。
  • シンボルサイズを大きくすると、シンボルが表示されなくなる問題。
  • 副目盛り (Minor tick) 間隔をゼロにするとプログラムが応答しなくなる問題。
  • 凡例タイトル (legend title) の問題。凡例タイトルを囲むボックスに関する Object Properties ダイアログを開くためのボタンが追加されました。


  • ディスプレイ設定を変更すると Graph Properties ダイアログボックスが歪む問題。
  • 凡例の選択を解除できない問題。
  • Forest プロットをダブルクリックすると、予期しない引数エラーが出る問題。
  • マウスホイールが二番目のコントロールをクリックしたあと動作する問題。
  • Graph Properties を開くと SigmaPlot が停止することがある問題。
  • Radar プロットのラインスタイルスキームが機能しない問題。
  • Forest Plot が Modify Plot を使用してデータを選択し直した直後に描画されない問題。
  • Graph Page タブにある Modify plot ボタンを使うと Modify plot が動作しない問題。
  • Modify plot のウィザードが完了した直後に Forest Plot が描画されない問題。
  • 凡例項目の順序を変更すると、カーソルが消える問題。
  • Horizontal と Vertical のシンボルが表示されない問題。
  • Graph Properties ダイアログによる属性設定をマクロに記録できない問題。
  • Graph Page タブの Stop ボタンが動作しない問題。Stop と Refresh ボタンは2つに分けられました。

分析に関するバグフィックス

  • ノートブックの Transform アイテムの作成に使用された地域と言語設定情報をプログラムに伝えるために、ヘッダ付きで保存されるようになりました。これにより、ある地域と言語の設定で作成されたトランスフォームアイテムでも、別の地域と言語の設定に変換できるようになり、トランスフォームを実行するマシンかかわらず、トランスフォームを利用できるようになります。
  • Column Statistics ワークシートがない場合も Options ダイアログの Column Statistics 設定が表示されるという紛らわしさがありました。このオプションは、Column Statistics ワークシートを開いていない場合は非表示となります。
  • 43. Enzyme Kinetics 実行中のエラーメッセージ。”Cannot change data in a write protected column. ” (書き込み禁止された列内のデータは変更できません)。このエラーを表示させるには、最初のパネルの “Maximum number of velocity replicates” で指定した数よりも少ない velocity replicates をウィザードの Data Entry パネルに入力する必要があります。

  • Windows 8 環境でレジストリに ax_ug.ocx が正しく登録されないことから生じる Enzyme Kinetics の不具合。EK をインストールすると、 SigmaPlot がレジストリに登録するコードが追加されました。インストール中にレジストリ登録が行われなかった場合は、バックアップが作成されます。
  • レポート内の小数点以下の桁数に地域の設定が反映されない問題。統計レポートと回帰レポートが修正されました。小数点がカンマの場合、レポートのテーブルでは桁揃え記号 (デシマルタブ) として使用されるようになります。
  • Regression Wizard で特定の方程式のカテゴリを選択すると方程式の集合が正しく表示されない問題。
  • Curve fit パラメータの順序が間違っていた問題。Global Fit レポートの Global Parameters セクションでパラメータの表示順序が間違っていました。
  • 回帰レポートの Constant Variance Test に名称が無かった問題。名称は Spearman Rank Correlation です。
  • Advisor 機能の検定で Deming Regression が提示されなかった問題。 Deming Regression も提示されるようにデータ記述を追加。
  • Nonlinear Regression で Test Options ボタンが無効になっていた問題。Nonlinear Regression でもこれを選択できるようになりました。これにより、インターフェースの一貫性は保たれますが、当てはめ実行前の Regression Wizard のオプション設定もユーザーにゆだねられます。各種制御パラメータを追加することで、回帰アルゴリズムの実行方法を変更できることになります。各オプションは、Regression Wizard 内で確認したり変更を加えることができます。
  • 全ての反復測定分散分析 (repeated measures ANOVA) の多重比較 (multiple comparison) 法のデフォルトが Holm-Sidak から Bonferroni に変わりました。

  • Enzyme Kinetics で SigmaPlot の正しいプロファイルフォルダにアクセスできなかった問題。
  • 統計機能の2つのデータの値の比較に問題がありました。例えば、+infinity と +infinity の等しさを検定すると false になっていました。小さい数値についても問題がありました。2つの正の値の絶対差が機械精度 (2^(-52) または約 2.22 x 10^(-16)) より小さければ等しいと判定されていました。この仕様は変更され、2つの数値の絶対誤差の相対値が、機械精度よりも小さいか否かが調査されます。
  • 非線形回帰レポートの Anova テーブルに F 検定の未修正平方和 (uncorrected sums of squares) がありませんでした。この検定の P 値でユーザー選択モデルとゼロモデルとの間に有意差があるかを判断します。非線形回帰の F 検定は Report Options ダイアログにオプションとして追加されました。

  • F 分布の確率密度関数が自由度が大きい場合に精度が落ちる問題。データセットの大きな統計的検定結果の多くがこの問題により不正確なものになっていました。この問題は、大きい値の引数についてはガンマ関数の漸近展開 (asymptotic expansion) を使用することで修正されました。
  • sort 関数を Transform 言語から使うとデータセットが大きい場合に非常に遅くなる問題。
  • ノンパラメトリックの ANOVA 分析で多重比較グラフ (Multiple Comparison Graphs) が機能せず、オプションとして表示されないことがあった問題。このグラフは、クラスカル=ウォリスの順位に基づく分散分析 (Kruskal-Wallis Anova on Ranks)、および、フリードマンの順位に基づく反復測定分散分析 (Friedman One Way RM Anova) の両方において全ての対の組み合わせを比較する Dunns、SNK、Tukey 検定で表示されるようになりました。
  • Transform アイテムで、Summary info の変更内容が保存されない問題。
  • ANOVA 検定で検出力 (power) を計算するのに使用する主たる関数の特殊ケースで、浮動小数点のデフォルト動作を避ける必要があった問題。この関数は、Chi-Square 検定の Sample Size 計算にも使用されており、このバグがサンプルサイズの計算にも影響して誤った値を算出していました。このバグは、ANOVA 検定の検出力の値には影響していません。
  • 多くの統計的検定で計算される P 値にイェーツの連続補正が考慮されているか否かがユーザーに分からない問題。すべての検定レポートに Yates オブションが使用されているか否かをあらわす記述が追加されました。これに関係する検定は、オッズ比検定 (Odds Ratio)、相対危険度検定 (Relative Risk)、Z 検定、マン=ホイトニーの順位和検定、ウィルコクソンの1標本 t 検定、および、対応のある2標本 t 検定、カイ二乗検定 (Chisquare)、マクニマーの検定 (McNemars)、および、カイ二乗と割合検定の検出力/サンプルサイズの計算です。
  • Regression Wizard から開く Options ダイアログでエラーのチェックがなかった問題。ユーザーにエラーがあったことを告知しないだけでなく、リードオンリーの方程式でエラーが発生する可能性がありました。これは standard.jfl の名称を変更し、名称変更されたファイルを SigmaPlot に開き、変更を加えたあと、ファイル名を元の standard.jfl に戻さない限り修正されることはありませんでした。
  • 一元配置反復測定分散分析 (1-Way RM ANOVA) の実行に際して、計画にリストされた Subject (被験者) のうち反復する因子のどの Level (水準準) の Data も無いものがある場合は強制終了する問題 (被験者にデータが無い場合は、単純に除外されたあと、通常どおり検定が進められます)。釣合い計画と非釣合い計画のいずれの場合でも、データの無い被験者を識別し、それらを分析から除外するようになりました。もし、データの無い被験者があれば、反復測定 ANOVA レポートの先頭に専用のセクションが設けられ、除外した被験者のリストと、欠損データのパターンによってそれらが除外されたことを内容とする記述が表示されます。
  • 特定のトランスフォームを実行したあと SigmaPlot がメモリを大量 (1ギガバイト以上) に消費する問題。
  • トランスフォーム言語で行タイトルの追加が機能しない問題。
  • ドイツ語システムで Enzyme Kinetics レポートの小数点桁数の指定が機能しない問題。
  • 1標本 t 検定 (one-sample t-test) と1標本符号付き順位検定 (one-sample signed-rank test) を互いの代替検定として使用する際の仕様が変更され、代替検定の母集団の値を使用するのではなく、元の検定の母平均または中央値が代替検定に引き継がれるようになりました。
  • n が奇数の整数の場合、負の数の n 乗根を計算できない問題。従来はこれを欠損値として算出していました。例えば、(-8)^(1/3) または、(-8)**(1/3) では、結果は -2 となります。
  • Quick Transform のドックとドック解除が正しく機能しなかった問題。
  • 統計レポートで列タイトルが途中で切れる問題。Options → Report タブに UI が装備されましたので、統計レポートのテーブルで使用するラベル文字数は最大 255 文字まで利用できるようになります。

  • ダミー変数の計算するグループが 100 から 1000 に拡大されました。

ノートブックマネージャーに関するバグフィックス

  • Notebook Manager において、Shift + クリックと Ctrl + クリックが正しく動作しなかった問題。
  • Notebook Manager でのリネームの挙動がおかしい問題。
  • セクションを移動したあとノートブックを保存するとファイルがおかしくなる問題。
  • ノートブックのフォーカスに関する問題。
  • 表示ウィンドウを閉じるには、右端の X までカーソルを移動する必要があった問題。選択したタブのそれぞれに X ボタンが付くようになりました。