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株式会社ヒューリンクス
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バタフライプロットを作成する

バタフライ プロットは、左右対称の視覚スタイルを使用して 2 つのデータセット間の違いを強調する棒グラフの一種です。バーの長さとそれに関連するエラー バーを比較することで、大きな違いを簡単に特定できます。

  1. ワークシートに2つの異なるグループのデータを用意します。
  2. Tools タブの Butterfly Plot をクリックします。
  3. プロットに使用する列とラベルに使用する列を指定します。

結果は以下のようになります。

このマクロによって Group A, Group B, および、Interval, Labels 列が新たに追加されます。

Interval 列に切りの良い値を指定し、Labels に対応するテキストを割り当てることも可能です。

生データからヒストグラムデータを生成してバタフライプロットで比較する

  • histgram 関数を使えば、階級 (ビン) を指定してヒストグラム用データを作成することができます。生成されたヒストグラムのデータとこの階級を Y Labels として使用すれば、バタフライプロットに使用できます。

生データを用意する

2つの列に生データを配置します。データが無い場合は Quick Transform (Analysis タブの Transform グループにある Quick Transform) でデータを疑似的に生成します。例えば、平均値 50, 標準偏差 13 のガウス分布のデータを 1000 件、1列目と2列目に用意します。

  • col(1)=gaussian(1000,0/0,50,13)
  • col(2)=gaussian(1000,0/0,50,13)

階級データを用意する

階級となるデータを3列目に用意します。データが無い場合は Quick Transform でデータを生成します。例えば、1~ 100 まで階級を1刻みで列3に配置します。

  • col(3)=data(1,100,1)

ヒストグラムデータを用意する

最後に、列1と列2の生データを列3の階級に応じてヒストグラムデータとして列4と列5に生成します。

  • col(4)=histogramu(col(1),col(3))
  • col(5)=histogramu(col(1),col(4))

Group One と Group Two に上記で生成したヒストグラムデータ、列4と列5を指定し、Y labels にはヒストグラムに使用した階級として列3を指定します。
 

2つのグループ(平均値 50, 標準偏差 13 のガウス分布のデータを 1000 件)を1~ 100 までの階級に変換したヒストグラムデータをバタフライプロットで比較できます。

左右のカラーを色分けし、x ラベルを切りの良い値にカスタマイズした例。