プロパティ (property) は、オブジェクトの設定内容やその他の属性をあらわすものです。プロパティは「形容詞 (adjective)」のようなものと考えてください。例えば、あるグラフのプロパティには、そのサイズ、位置、プロットのタイプとスタイル、および、プロットされるデータが含まれます。
あるオブジェクトの設定を変更するには、そのプロパティに設定されている内容を変更します。プロパティは、現在のオブジェクトの下の階層にあるオブジェクトにアクセスする場合にも使用します。
プロパティの設定内容を変更するには、そのオブジェクト参照の後にピリオドを入力し、その後に、プロパティ名、等号 (=)、そして、プロパティ値を入力します。
詳しくは、 SigmaPlot Automation Help (英語) をご覧ください。
Set Notebook.Title = "My Notebook"
参照する SigmaPlot ノートブックの名称を “My Notebook” に設定します。
なお、プロパティの中には読み出し専用で、設定できないものもあります。各プロパティの Help トピックには、そのプロパティが設定と読み出しの両方に対応しているか (read-write)、プロパティの読み出しのみに対応しているか (read-only)、あるいは、プロパティの設定のみに対応しているか (write-only) が記載されています。
あるオブジェクトに関する情報は、そのプロパティの値を返すことで取得することができます。
Set CurrentDoc = ActiveDocument.NotebookItems(3)
変数 CurrentDoc に、現在のノートブック (ActiveDocument で指定) の4番目のアイテムを割り当てるものです (アイテムは 0 からカウント)。