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株式会社ヒューリンクス
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溶媒和および埋め込み手法

Q-Chem には、SM8、C-PCM、COSMO などの陰溶媒和モデルや、陽溶媒和モデルが付属しています。さらに、QM/MM 機能、複数の密度埋め込み法、および一般的なパッケージである CHARMM と GROMACS へのインターフェースも提供します。複雑な環境にある生体分子を研究している場合や、極性溶媒を使用したときに、なぜその反応がより有利になるのかを知りたいといった場合に、Q-Chem が役立ちます。

陰溶媒和モデル

  • SM8, SM12, SMD, COSMO, C-PCM, SS(V)PE, IEF-PCM, CMIRS, ほか
  • 溶質/連続体インターフェースの本質的にスムーズな離散化
  • 異方性誘電体境界条件に対するポアソン方程式ソルバー

極性埋め込みの陽溶媒和モデルのための有効フラグメントポテンシャル (EFP) 法

  • 有効フラグメントポテンシャルとユーザー定義ポテンシャルの内蔵ライブラリ
  • DFT および波動関数ベースの基底状態および励起状態メソッドで使用可能
  • 高分子のためのフラグメント EFP スキーム

スタンドアロン QM/MM 機能

  • 基底状態または励起状態の QM 処理に利用可能
  • QM/MM 境界を定義するための「陰陽原子 (Yin-Yang atom)」アプローチ
  • PCM モデルとの統合 (QC/MM/PCM)
  • QM レベルで溶媒を取り込むための多体系展開

CHARMM および GROMACS へのインターフェース

密度埋め込み法

  • DFT-in-DFT または WFT-in-DFT のための投影型密度埋め込み法
  • 代数的ダイアグラム構築法 (ADC) のための凍結密度埋め込み理論 (FDET) および偏光埋め込み (EFP 経由の PE)