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株式会社ヒューリンクス
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電子相関

ポスト-ハートリー-フォック法 (POST-HF)

多くの種類の系において、相関関係は重要です。強相関遷移金属錯体のスピン-軌道相互作用を決定する場合、あるいは単に結果の精度を向上させるために動的相関を追加する必要がある場合、Q-Chem にはそのようなニーズに応える機能があります。動的相関の処理には、摂動的アプローチ、結合クラスター、ダイアグラムアプローチが用意されています。単一の参照では対応できないようなトリッキーな系では、CASSCF や選択 CI など、強相関を処理するために設計された手法をご検討ください。

Møller-Plesset摂動論

  • MP2
  • RI-MP2
  • SOS-MP2
  • OO-MP2
  • MP3
  • MP4
  • Dual-basis RI-MP2

Coupled-ClusterおよびDiagrammatic 理論

  • CCSD
  • RI-CCSD
  • Cholesky-CCSD
  • CCSD(T)
  • EOM-CCSD
  • ADC

強相関系に対する手法

  • RAS-CI
  • RAS-SF
  • SF-TDDFT
  • CASSCF
  • NOCI
  • v2RDM
  • CCVB-SD

Q-Chemは、Møller-Plesset摂動論や結合クラスター理論といった電子相関効果を扱うための最先端のツールを提供しています。強相関系に対しては、CASSCF法、結合クラスター価電子結合理論、selected CI法、RAS-CI法、スピンフリップ法、変分2-RDM法といった特殊な手法もご利用いただけます。

MP2法

  • RI-MP2エネルギーと勾配
  • Dual-Basis MP2
  • 最適化軌道MP2によって開殻種の精度を向上
  • 最新のκ-OOMP2エネルギーと勾配

CC, EOM, ADC法

  • マルチコアシステムでのパフォーマンスの向上
  • RIとコレスキー分解
  • パフォーマンス向上のためのCC/EOM-CC 内での単精度オプション実行
  • CCSD、EOM-EE/SF/IP/EA-CCSD のエネルギー、勾配、および物性
  • 静的および動的分極率
  • 巨大分子に対する近似EOM-CC法
  • ADC および EOM-CC 波動関数の PCM および EFP 埋め込み
  • コアイオン化状態とコア励起状態に対するADC法とEOM法

強相関系に対する手法

  • 制限アクティブスペース(RAS):RAS-CI法とRAS-nSF法
  • スピンフリップTDDFT
  • 正規化OOMP2による強相関の診断
  • ASCIによる40電子と40軌道までのCASSCFエネルギーと勾配
  • 非直交CI
  • 変分2-RDM法
  • 結合クラスター価電子結合一電子励起および二電励起(CCVB-SD)