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LogPlot バージョンアップデート情報

LogPlot バージョンアップデート情報

2022/9/29 アップデート

新機能と改良点

  • 高解像度の dpi でエクスポートする際に、Column Legend の縦書きテキストが適切に中央に揃うよう改善しました。
  • LogPlot Curves で使用する値が範囲の最小値より下回る場合は、曲線が折り返されるようになりました。
  • タイトルに2行目を追加して、Header Column に表示できるようになりました。
  • LogDesigner と LogView の両方の Column Legend で、下向きのテキストが適切に中央に配置されるようになりました。

バグフィクス

  • RockWorks のデータを Keyword Import で使用する際、RockWorks のプロジェクトフォルダを選択できるようになりました。
  • RockWorks データベースから LogPlot にキーワード情報をインポートすると、キーワードは正しくフォーマットされた状態でインポートされるようになりました。
  • Keyword エディタに RockWorks の各種タイプをインポートする際に重複するエントリがある場合、新規エントリと現在のエントリのいずれかをインポートするかを選択できるようになりました。また、このダイアログを終了する際に内容を保存するか否かのメッセージが表示されます。

2022 で追加された機能

列の凡例

  • LogDesigner のヘッダまたはフッタに列の凡例 (Column Legends) を追加できるようになりました。
  • Log Body 内の列とリンクを設定したり、ヘッダの XY 座標を指定できます。
  • Log Body で列のいずれかを変更すると、それにリンクする凡例が自動的に移動・リサイズします。
  • 凡例ボックスの中央にタイトルを入力可能で、水平または垂直(ascending または descending)に向きを設定できます。
  • 凡例ボックスは、その内側を単色で塗りつぶしたり、境界線のスタイルを設定できます。

Log Body の輪郭線

  • Log Body に輪郭線 (outline) を挿入できます。
  • 輪郭線は、Depth Bar 等の単一の列、または、ログ全体に対して設定できます。
  • 塗りつぶしのカラーを選択したり (必要な場合)、ラインスタイルを設定できます。

岩相の説明項目の分割線の延長

岩相の説明項目にオフセット (ずらし) が指定されたログでも、岩相がどの深度で接しているか (contact depth) をより分かりやすく表示するために、岩相の説明項目の分割線を延長できるようにしました。

LAS ファイル処理の向上

  • 井戸の名称 (well name) の参照がない LAS ファイルをインポートできます。
  • LAS ファイルのエクスポート時に、Well Information と Parameters タブを追加しました。

単一ページの PDF へのエクスポート

新しい “Single Page” エクスポートオプションを使えば、(各ページにヘッダとフッタの付いた) ページ分けされたログを、そのログの先頭と末尾にヘッダとフッタを付けた単一ページの PDF としてエクスポートすることができます。

v8 で追加された機能

パターンの追加

  • LogPlot の Pattern Editor が塗りつぶし形状のあるパターンライブラリ対応になりました。これらは RockWorks17 にも対応しています。
パターンの追加

整備された新しいデータインターフェース

  • 垂直に並んだデータタブで、スクロールしやすくタブが見やすくなりました。
  • クリックアンドドラッグでデータタブを簡単に並べ替えできます。
  • クリックアンドドラッグで Edit Text Groups と Order を簡単に整理できます。
  • 別モニターで使用する場合、Log Designer や LogView ウィンドウをアンドックできます。
データタブの並べ替え
Edit Text Groups と Order の整理
ウィンドウをアンドック

新しいデータツール

  • 記述文中の選択した単語にテキストフォーマット (ボールド、イタリック、下線、カラー、上付き文字、下付き文字、シンボル) を適用できます。
  • 岩相タブに波線と太線の境界線を保管し、ログに表示できるようになりました。
  • LogPlot は非ラテン文字が使えるように Unicode対応になりました。
  • RockWorks17 SQLiteデータベースのデータ読込みと保存ができます。
  • RockWorks17 と互換の新しいデータタイプ:
    • Time-based Interval Data (T-data)
    • Fractures
    • Symbols
    • Water Levels
    • I-Text
  • Borehole Informationタブで Collar Elevation を定義
  • インポートウィザードで AGSファイルをインポート
  • Data Templates で効率的なデータエントリー用にカスタマイズされたデータタブを簡単に再作成
  • ファイルへの変更の保存時に LogPlot がバックアップファイルを保存
  • テキストカラム内のプロット数値曲線と棒グラフデータ等、デザインウィンドウとデータウィンドウの柔軟性が向上
波線と太線の境界線の保管とログ表示
Unicode対応
互換の新しいデータタイプ

Log Designer インターフェースの刷新

  • Itemsリストをデザインウィンドウの下部に拡張/縮小可能なペインで表示
  • デザインレイアウトペインの表示/非表示をチェックボックスで選択
  • デザインペインをクリックするとツールバーに適用可能なツールを表示
  • すべてのデザインアイテムの位置を固定
  • メインプログラムウィンドウから Log Designer をドック/アンドック可能
  • デザインディスプレイを拡大表示

新しいログアイテムと機能

  • ヘッダー/フッターのシンボル/パターン凡例
  • ログ本体の Fracture カラム (破断を平面に投影)
  • ログ本体の Water Level カラム
  • 境界付き間隔テキストを自動的に補正して過剰プロットを防止
  • 曲線や棒グラフの塗りつぶしを垂直方向や水平方向にグラデーション化
  • ヘッダーの曲線/棒グラフの凡例をカラムで移動可能
  • Lithologic Descriptions に厚さを含む
  • Static Text 用マクロ:Start Depth、End Depth、Data source
  • Edit Notes および Edit Text を 90 度回転
  • スケールバーテキストの非表示化 (目盛のみ必要な場合)
過剰プロットを防止
塗りつぶしのグラデーション化
ヘッダー/フッターのシンボル/パターン凡例
ログ本体の Water Level カラム

LogView の新機能

  • プロットファイルがオリジナルデータを埋め込むようになり、Dataファイルや Designファイルにアクセスすることなく異なるスケール、余白、ページネーション設定を使って表示できるようになりました。
  • 新しい View Option で、深度範囲、スケール、連続ページ/改ページ、ヘッダー/フッターの選択、余白を調整し、表示をリフレッシュ
  • ログ上のあらゆるポイントの深度と高度をマウスの位置で表示させることができます。
  • 新しい PDFエクスポートオプションを搭載
表示をリフレッシュ

バッチの更新とコマンドラインでのコンパイル

  • LogPlot にバッチコンパイラが組み込まれ、ファイルの印刷だけでなく PDFファイルのエクスポートが可能になりました。
  • LogPlot に更新されたバッチコマンドとコマンドラインからのシングルログコンパイルが組み込まれました。

v7 で追加された機能

ウィンドウ / メニューの変更点

  • 新しいファイルマネージャがプログラムウィンドウの左端に設置されました。データ、図、プロットファイルをダブルクリックで素早く開くことができます。また、いくつかのデータ / プロットファイルをチェックボックスを使用して一度に開くことができます。
  • ファイルマネージャは RockWorks MDB data への直接のアクセスを提供します。 (RockWorks MDB borehole data の表示、開く、編集) -「インポート」は必須ではありません。
  • ログデザインファイルのフォーマットを XML 形式や、新しい拡張: .LDFX 形式に変更することができます。LogPlot は .LDF ファイルの古いフォーマットも読むことができ、新しいフォーマットに保存し直すことができます。
LogPlot ファイルマネージャウィンドウ

追加点と変更点

  • 坑井構造の地質柱状図に自動で線や矢印とともに見出しラベルを付けることができます。
  • データ範囲に基づき、曲線や棒グラフの列を自動的に拡大縮小します。
  • 曲線の最大値・最小値を特定の深度区間に調整します。
  • 岩質の中の特定の深度にコメントを追加できます。
  • 深さや標高の TVDスケールバー。
  • 棒グラフの背景を塗りつぶすことができます。
  • 水平・垂直の位置合わせ、透明・不透明のオプションを標準装備。テキストのヘッダーやフッターへのリンク。
自動ラベルと矢印の付いた LogPlot 7 の坑井構造ダイアグラム
LogPlot の坑井ログにおけるスケール変更
LogPlot の坑井ログにおける岩質の柱状図内で、特定の深度にコメントができます 

新しいツール

  • ログデザインウィンドウに Undo (取消し) を追加
  • LAS インポートツールに曲線データの再サンプリング機能が装備されました。例えば、LAS ファイルの解像度が 0.02 フィートの場合、坑内測定は1フィート単位で済みます。
  • エクセルインポートツールは、単一の XLSファイルから複数のボーリング孔のデータをインポートできます。
  • RockWorks の岩質および地層のタイプを直接 MDBデータベースよりインポートできます。
  • シングルページのログ全体をラスター画像 (TIFF、PNG など) にエクスポートできます。ラスター画像の他のソフトウェアプログラムへのインポートが必要な際や、PDFにプリントする際にとても便利です。
  • 複数のデータファイルを一度にコンパイルできます、File Manager のチェックボックスを使用するか、右クリックで Compile Selected Files オプションを選択して下さい。
  • ログページ毎に表示させる単位の数を設定できます。
  • 定義されたユニットの番号は、ログページごとに表示されます。
  • キーワードエディタは大文字と小文字の混ざった言葉の登録に対応しています (以前は大文字のみ保存されていました)

v2005/2003 で追加された機能

LogPlot 2005 で追加された機能

LogPlot 2003 から LogPlot 2005 にアップグレードした場合、以下の点が新しくなっています。

ウィンドウ/メニューの変更点

  • ログデザイナーの単位およびルーラの単位が、ピクセルではなくインチかセンチメートルで表示されます。(従来のファイルを開いた場合、自動的に変換されます。)
  • ログデザイナーのウィンドウ内部からデータファイルを開くことができます。File|Open メニューでファイルタイプを DAT に指定してやれば、新たにエディタウィンドウが開かれます。
  • File|Reopen コマンドを使用して、前回開いたファイルを開くことができます。

改良および新しくなったコンポーネント

  • ヘッダーとして最初にフルページのレポートが加えられました。

フッターを追加

  • ヘッダー/フッターにボーリング孔の位置、深さ、および日付を自動挿入するマクロの追加。
  • ラスター形式のシンボル (ビットマップ) が、ヘッダー/フッターおよび柱状図そのものでも使用できます。またそれらをライブラリに登録することが可能です。
  • Fillbar が、キーワード (「good show」あるいは「no sample」) にリンクできるようになりました。
  • 柱状図本体の画像は、TIFF (LZW) および PNG を含むラスター形式に対応しました。画像は、コンパイル済み柱状図 (LPT) にリンクして埋め込まれます。
  • 間隔テキスト列 (Interval Text Column) では、上中下、左中右の配置オプションを使って、上面と下面の深度をテキストとして書き込むことができます。数値、英数字どちらでもリンクさせることができます。

新しいツール

LogPlot2005 の新しいデータツール
LogPlot から ReportWorks に直接柱状図をエクスポート可能
  • RockWorks ボーリング孔ファイル (.BH) の入出力。
  • Excel ファイル (.XLS) の入出力。
  • 単一および多重カーブ、間隔データ (ヒストグラムと多重)、方角、パターンの%、Tadpole を含む拡張 LAS 2.0 出力。
  • .DAT ファイルの自動バックアップ。
  • さまざなパネルでテキスト編集がカスタマイズできます。ボーリング孔データ、ボーリング掘削装置データなど、どんな形でもすることができます。
  • 新規データシートは、あらかじめ柱状図作成に必要なすべてのパネルが組み込まれています。
  • ログデザイナーの整列ツール: 左/右/トップ/底辺および垂直/水平方向に等間隔に整列させることができます。
  • すべてのフィールドでその要素をソートし、リストで出力することができます。要素の設定にアクセス中は。開いたままにする必要があります。
  • コンパイル時、どのヘッダー (およびフッター) が最初/最後、中間のページにいくが設定できます。
  • コンパイルされた柱状図には自由にページ番号を振ることができます。これは、既存の柱状図やレポートに挿入するとき便利です。
  • すべての開いているデータをカレントの柱状図にコンパイルする Compile All コマンドが新たに加わりました。
  • ラスター形式 (TIFF、PNG) への出力が可能になりました。
  • LogPlot には、ページレイアウトツールの ReportWorks が付属しています。複数の柱状図 (断面図) をレイアウトし、タイトル、RockWorks イメージ、ラスターイメージ、その他の注釈を加えることができます。LogPlot から直接 ReportWorks に柱状図をエクスポート、または EMF/WMF ファイル形式を使ってエクスポートすることができます。
  • LogViewer を使用して、その他のツールを使用することなく、LPT ファイル中のラスターイメージ、パターンライブラリおよびシンボルライブラリを埋め込むことができます。
  • Help/Contents で LogPlot2001 と LogPlot98 のユーザのために新機能リストを参照して下さい。

更新履歴

LogPlot 2003 で追加された機能

  • LogPlot 2003 のユニークなパターンで色分けされた地層のプロット
  • 岩相の注釈とパターンは、接線スタイルを個別に表示できます。
  • 岩相の注釈は、スペースを有効に利用できるよう、上下方向にオフセットさせる (ずらす) ことができます。
    また、列を追加したり、余白を変更したりできます。
  • ヘッダとフッタ内においては、”Edit Notes” と “Static Notes”を利用して、複数行テキストの自動改行、強制改行、マージン (余白) 、ボーダー (境界線) 、塗りつぶし、整列機能が利用できます。
    いずれも画面で見たとおりの印刷が得られます。
  • テキストコラムは、自動改行、強制改行、整列、余白が利用でき、画面で見たとおりの印刷が得られます。
  • スケールバーは、高さラベルが表示できるようになりました。
    また他の坑井と比較できるようマークをつけられます。孔内測定データは新しく追加された “Orientation” タブから読み込まれます。
    スケールバーの測定データは水平線又は垂直線を原点として入力できます。
    ページの上部と下部にあるラベルは、はみ出さないように位置を上下に調整できます。
  • 参照グリッドを表示できます。曲線やクロスプロットが列の最上部にあり背景が色で塗りつぶされていても値が明確に分かります。
  • 新しいデータツールによって既存のデータファイルはアップデートされます。
    ログデザインを変更するのに必要なタブがデータファイルに付加されます。
  • “Fit To Page” ツールを編集時に使えば、自動的に垂直方向のスケールを設定し、すべてのデータを1ページ内に収めることができます。
  • 背景を塗りつぶさないオプションが新たに追加されました。ドラフト作成時にはインクを節約できます。
  • LAS (Log ASCII Standard) ファイルのインポート機能は、UNIX ファイルや TAB 区切りファイルをシームレスに読み込むことができます。
  • LogView を使って BMP と JPG をする場合、高画質な出力ができるように解像度を設定することができます。
  • Data Editor と Log Designer は、タブで切り替えることによって同一のウィンドウスペースを有効に共有できます。
  • ボタンツールバーはドラッグすることができます。
  • すべてのLog Designer ダイアログボックスは、変更を適用するのに Apply ボタンを使用します。
    ダイアログボックスを閉じるまでは何度でも変更可能です。
色分けされた地層のプロット
接線スタイルを個別に表示
上下方向にオフセット
画面で見たとおりの印刷
高さラベルの表示
参照グリッドの表示
塗りつぶさないオプションの追加