Q: サンプルファイル Plate Reader.QPC を開いてフィッティングすると構文エラーが出ます。
A: エラーの原因は、ユーザー定義関数に x, Emax, E0, IC50, n が使用されているためです。
次の操作でライブラリを定義する必要があります。
ライブラリの編集 ウィンドウで Variable Definitions のテキスト部分を次のように変更します。
;__Variable Definitions
x = m0;
Emax = m1;
E0 = m2;
IC50 = m3;
n = m4;
変更したライブラリを別名で保存ボタンを押して任意の名称でファイル保存します。(保存先を指定します。)
次回に Hill Function for Plate Reader のフィッティングを行う際に、その都度保存したテキストファイルを読み込むかライブラリを編集することになります。
ライブラリの編集ウィンドウを閉じます。
2. このデータには外れ値があるため、次の操作でデータを除外します。
プロットメニュー → データの抽出を実行してデータシートを開きます。
3行目の 12345、27298 のふたつのセルを選択して、 機能メニュー → マスク を実行します。

グラフを表示して、フィッティング→一般→Hill Function for Plate Reader を実行します。

作業終了後、KaleidaGraph を終了する場合、ここでは、変更したライブラリを次回に適用させないため、終了時に 変更の保存ダイアログで マクロ にはチェックを入れません。もしくは なし ボタンをクリックして終了します。
※ご注意:
一般カーブフィットで入力した推測値が、計算で得られる推測値とかけ離れた値が指定されていると、[特異係数行列!]メッセージが表示され、フィッティングが不成功に終わる場合があります。
一般カーブフィットで必要な [m1=1;m2=1;m3=1] のような、各パラメータの初期推定値については、実際に利用されているデータ、表示しているグラフや数式をご考慮の上、0 以外の推測される値 [1, 1000, 0.001] のような負値を含む次数を心がけてご指定下さい。最適な初期推定値を求めるサポートは対象外とさせていただきます。