(09/08/20)
f(z) は、プロットのポイントごとにカラーやマーカーの種類、マーカーのサイズなどを指定するために使います。f(z) でカラーを指定するには、プロットポイント数×3列というデータサイズを持つウェーブ(3列のカラーウェーブ)が必要です。
3列のカラーウェーブの各列は、RGB の各色に対応しており、16 bit の整数(0~65535)で指定する必要があります。下記の例は、ccc という名称で 5ポイント×3列のウェーブをテーブルに表示しているものです。
カラーは順に、黄 (65535,65535,0)、水色 (0,65535,65535)、ピンク (65535,0,65535)、緑 (0,65535,0)、青 (0,0,65535) となっています。
例えば、aaa という5ポイントのウェーブが赤色の ■ マーカーでプロットされている場合、ccc という 3列のカラーウェーブ を指定してカラーを変更するには、次のように操作します。


1. グラフを最前面に表示して、グラフメニュー>トレースアピアランスの修正を選択します。
2. グラフを最前面に表示して、グラフメニュー>トレースアピアランスの修正を選択します。

3. f(z) を設定のウィンドウで、f(z) カラーのチェックボックスにチェックして、カラーモードのリストで、3列のカラーウェーブを選択します。

4. Z ウェーブのリストで、カラーウェーブを選択します。

5. 開いたウィンドウを閉じます。
赤色の■ マーカーで表示されていた元のグラフのカラーが、変更されていることがわかります。

☆上記の操作ファイル(f(z)によるカラー指定.pxp/IGOR Pro 6.05J で作成)のダウンロードはこちら。