(10/10/28)
最低限必要なデータは、
の 2種類です。マトリクスウェーブの 1列目は矢印の長さ、2列目は角度 (ラジアン単位) にそれぞれ対応します。
以下の例では、
a_X、a_Y、a_Aとして説明します。これらのデータは以下のサンプルエクスペリメントに含まれます。

1. XY プロットを作成します。ウィンドウメニュー>新規グラフを選択し、a_X と a_Y を使ってグラフを作成します。

2. グラフメニュー>トレースアピアランスの修正を選択します。
3. モードのリストで「マーカー」を選択します。

4. マーカーのリストを展開し「矢印」ボタンをクリックします。

5. 矢印マーカーのダイアログが表示されますので、左上の「矢印マーカー」のチェックボックスをチェックして、矢印情報のリストで a_A を選択します。必要に応じて、
・矢印の位置 (既定値は 始点)
・線の太さ (既定値は 1.00)
・矢頭の長さ (既定値は 10.00)
・矢頭の太さ (既定値は 0.50)
を変更してください。これらの情報はすべてのマーカーに共通の設定となります。

6. 開いたダイアログを OK ボタンあるいは実行ボタンで閉じます。
用意したデータセットで、ベクトルプロット (アロープロット) が描画できます。
矢印の長さと向きを与える 2列のマトリクスデータの詳細は、付属のヘルプ Igor Reference.ihf の ModifyGraph for Traces の項をご覧ください。
