WebShare

HELIOS WebShare は、あらゆる Web ブラウザを経由して、高速で、安全なリアルタイムのファイルアクセスを可能とします。認証されたユーザーは、インターネットにサーバーを公開することなく、どこにいてもファイルサーバーを簡単に使うことができます。ファイルサーバーで遠隔から仕事をするのはこれまで簡単であったことがありません。

リアルタイムリモートファイルアクセス用の高性能サーバー

概要

• 簡単なリモートファイルアクセス
  • 顧客、ビジネスパートナー、従業員は、頻発する互換性の問題により、多大なリソースの消費する e-mail や CD、FTP などでファイルを作成する必要から開放されます。自動的な e-mail による通知で、ファイルアクセスのモニターを可能にします。
  • 簡便である Web インターフェースに使うことは、どのユーザーにもトレーニングを必要としないことを意味します。
• 高度なセキュリティ
  • 高度なセキュリティは 2つの強固なサーバーアプリケーションにより提供されます。WebShare WebObject Server は web ユーザーインターフェースをハンドリングし、メインのファイルサーバーはインターネットから利用できない分離されたサーバーとして保護します。
  • サーバーファイルシステムの安全性は、ユーザーに証明書を与えることでより強固にすることが可能です。
  • セキュリティに基づいた共有ポイントは、ユーザー毎に様々な制限をかけることが可能です。
    例）ブラウズ、プレピュー、ダウンロード、アップロード、ファイル変更
• リモートコラボレーション
  • サーバーデータへの自動化された 2way アクセスにより真のリモートコラボレーションを実現します。
  • ファイルのブラウジングと管理は、認証されたユーザーによるエクスプローラー （Windows） や Finder （Macintosh） と同様に、リモートでのファイル・フォルダ管理を可能にします。
  • オプションとなる HELIOS ImageServer と PDF HandShake は、リモートでドキュメントのプレビューを提供し、インターネットクライアントがメジャーな画像ファイルだけでなく、PDF、QuarkXpress、InDesign ファイルを直にコンテンツの検証・校正することを可能にします。
  • リモート OPI は、web クライアントへサーバーから OPI 低解像度ファイルのダウンロードと、高解像度出力用の完全なファイルのアップロードを可能にします。
• サーバー認証
  • LDAP、Windows AD/PDC、NIS、およびローカルサーバユーザーによる認証は、HELIOS Base の HELIOS Authentication Server によって、完全にサポートされます。
• 高速パフォーマンス
  • HELIOS WebShare は安全なリモートファイルアクセスのために高度に最適化され、インターネットを経由した FTP、WebDAV、AFP、SMB/CIFS ボリュームと比較して、数倍高速なダウンロード、ブラウジング性能を提供します。

機能紹介

• サーバーインストール
  • メニュー操作により CD-ROM から簡単にインストールが可能
• クライアントインストール
  • 標準的な HTML Web ブラウザーをサポート
    　・Java、Java スクリプト、フレームは必要としません
• サーバー管理
  • Web ブラウザーからのリモート管理
  • サーバー設定、共有ポイント、ユーザーパーミッション、ユーザーアカウントを管理
  • WebShare管理者向けに “WSAdm” グループを用意
• WebShare File Server
  • ネイティブなプログラムによるファイルサーバー
  • Windows NTFS、UNIX Unicode/UTF-8 ファイルシステムをサポート
  • 接続ユーザー毎に独立したプロセス
  • ユーザーパーミッションによるファイルシステムの安全性を保証
    　・ユーザー証明書で動作する分離されたプロセス
  • バーチャルユーザー/ネームをサポート
  • サーバーログインを E-mail により通知
    　・必要に応じて WebShare Perl スクリプトでカスタマイズ可能
  • TCP/IP（アクセスリスト）によるセキュリティ
  • HTML フォームにカスタムスクリプトを利用可能
  • e-mail メモのサポートを搭載
• WebShare WebObjects server
  • インターネット接続を受け持つサーバー用Javaプログラム
  • WebObjects ビルダーや HTML エディタによるカスタマイズ可能なユーザーインターフェース
  • WebShare Web Server は全ての Web クライアントに一つの開放された TCP/IP ポートを使用
    　・FireWall との併用可能
  • Java スクリプトは不要
  • WebShare WebObject Server 上でのデータファイルの保存・キャッシュは無し
  • SSL によるコンテンツ暗号化をサポート
  • RSA 1024 ビット暗号化パスワード
• WebShare File Server ツール
  • “zipsteam” は、Macintosh/Windows にファイル互換性のある Zip ファイルをオンザフライで生成
  • WebShare Perl スクリプトによるカスタマイズや web ユーザーのアクション（ダウンロード、アップロード、リネーム、複製、ファイル/フォルダのコピー・削除）を監視可能
• WebShare 共有ポイント
  • 共有ディレクトリを設定可能
  • 共有ポイントをユーザー・グループに割当可能
  • 利用可能なオプションを設定可能
    　・ブラウズ
    　・プレビュー
    　・ダウンロード
    　・アップロード
    　・ファイル管理（削除、コピー、リネーム、移動、フォルダ作成他）
  • カスタムパーミッションオプション（読出し、書込みアクセスの許可等）
• HELIOS Base による恩恵
  • WebShare File Server と WebShare WebObject Server は HELIOS Base を使用して、サーバーフェイルへの安全性、Unicode サポート、ネットワーキング等の HELIOS のコアテクノロジーを提供します。