
GaussView は、Gaussian に渡す入力ファイルの作成を支援したり、Gaussian によって作成された出力結果をグラフィカルに分析できるよう開発されたグラフィカル・ユーザーインターフェースです。GaussView に Gaussian の計算モジュールが含まれているわけではありません。Gaussian の利用を手助けするためのフロントエンド/バックエンド・プロセッサとも言うべき存在です。Gaussian ユーザーが GaussView を使うメリットには主として次の3つがあげられます:
ONIOM、STQN 遷移構造最適化 (Opt=QST2/QST3)、CASSCF 計算、周期的境界条件 (PBC)といった高度な手法を利用する場合にも、インプットデータの面倒な準備がたいへん簡単になります。GaussView と同一のマシンに Gaussian がインストールされていれば、GaussView から直接 Gaussian を起動し、計算を開始することができます。このときデフォルトで使用する計算内容をあらかじめ定義したり、複数の計算テンプレートをスキームとして別名で保存しておけば、ジョブのセットアップ作業を高速化できます。開発元:Gaussian, Inc.
GaussView 6 の 新機能は赤色 で、拡張された機能は青色 で示します。
マウスやスプレッドシートによる簡単な操作による複雑な計算のインプットを設定
GaussView 機能の大部分のプレファレンス設定/保存
GaussView は全てのバージョンでプログラムに約300MB のディスク容量が必要となります。メモリ (RAM) の容量はいずれのバージョンでも 1GB 以上が推奨されます。動作保証の OS は、基本的にGaussian 16 と一致します。
※上記各環境に対応する製品名は個々に異なります。(例:GaussViewW6)
※最新情報は開発元ページをご確認ください。
GaussView には、UNIX/Linux 版、Windows 版、Mac OS X 版がございます。
OS別のライセンスの詳細は下記をご覧ください。
GaussView 6 を Gaussian 16 と同一のマシン上で使用する場合は Same Machine を、Gaussian 16 とは異なるマシン上で GaussView 6 を使用する場合は Different Machine をお求めください。Different Machine 版には、Gaussian ユーティリティが付属します。詳細は下記をご覧ください。
※ 価格は、お見積りフォームからお問い合わせください。
製品名は ”ライセンスの詳細 ” でご案内しております。ご希望の OS よりご選定ください。