Gaussian 16M (Mac) ライセンス
| ※ 16M は、ターミナルアプリケーションです。インストールおよび実行には、UNIX コマンドの知識が必要です。 |
Gaussian 16M は Intel Mac 上でご利用いただけます。Gaussian 16M は、32-bit シングルプロセッサ (コア) のみで動作する製品です。(→動作環境)
64-bit またはマルチプロセッサ(マルチコア)環境の Intel Mac 利用されたい場合は、Gaussian 16 UNIX が対応しております。
ライセンスの種類: Gaussian 16M
一般用
- Gaussian 16M/IntelMac シングルマシン
教育用
- Gaussian 16M/IntelMac シングルマシン 教育用
※ Gaussian 16M にはサイトライセンスはありません。Gaussian 16 UNIX に Intel Mac 版のサイトライセンスが用意されています。
ライセンス種類の説明
以下にライセンスの種類についての詳細な説明を示します。
- 一般用ライセンスと教育用ライセンス
- シングルマシンライセンスとサイトライセンス
- 並列処理について
- 32-bit版と64-bit版について
- マニュアル類について
一般用ライセンスと教育用ライセンス
教育用ライセンスは、学位を授与する教育機関が、一定の条件を満たす使用方法で Gaussian 製品を利用する場合にのみ適用されるライセンスです。それ以外のすべての機関や組織、そして使用方法には、一般用ライセンスが適用されます。
- 教育用ライセンスの適用条件
対象機関/組織:学位を授与する教育機関のみ
利用者の範囲:ライセンスを保有するキャンパスに所属する教職員と学生のみ
使用可能マシン:Gaussian 社が定めるスーパーコンピュータに該当しないマシンのみ
<教育用ライセンスを適用できないケース>
- 複数のキャンパスからアクセスのある場合(コンピュータセンターなど)
- 学外からアクセスのある場合(全国共同利用施設など)
- 一般企業との共同研究を予定されている場合
- 一般用ライセンスの適用条件
対象機関/組織:一般企業、官公庁、学位を授与する教育機関で上記教育用ライセンスの適用条件を満たさない場合
利用者の範囲:ライセンスを保有する機関・組織に所属する方のみ
<認められる使用方法の例>- 大学のAキャンパスがライセンスを導入し、Aキャンパスにおいてインストールされたマシンに、同大学のBキャンパスに所属する方がネットワーク経由でアクセスして(または直接Aキャンパスに行って)使用する。C社本店がライセンスを導入し、本店においてインストールされたマシンに、同社の支店に所属する方がネットワーク経由でアクセスして(または直接本店に行って)使用する。
※ ネットワーク経由(リモートアクセス)の運用はサポートの対象外となります。
<認められない使用方法の例>
- 別機関/別組織に所属する方(「外部の第三者」と言います)に使用させること
- 外部の第三者に利用させるための条件
一般用ライセンスに加え、Gaussian 社の Annual Maintenance (年間メンテナンス)をご購入いただく必要があります。なお、Gaussian 製品の使用に対して課金する場合は、更に別の契約も必要です。詳しくは弊社営業部 (soft.sales@hulinks.co.jp) までお問い合わせください。
シングルマシンライセンスとサイトライセンス
- シングルマシンライセンス
インストールできるマシンの台数が1台に制限されるライセンスです。
シュリンクラップ・ライセンス(開封により使用許諾に同意したものとみなされるライセンス)ですので、購入手続きが簡単です。
- サイトライセンス
同一サイト(同じ住所にある同一組織)内のマシンであれば、台数制限無く Gaussian 16M をインストールできるライセンスです。
| ※ Gaussian 16M のサイトライセンスは用意されていません。Intel Mac 用のサイトライセンスをご希望の場合は、Gaussian 16 UNIX として提供されます。 |
| ※ 既にサイトライセンスを導入されているサイトでは、同じライセンスを購入できません。詳しくは「ご購入時の注意点」をご覧ください。 |
並列処理について
Gaussian 16M はシングルプロセッサ(コア)のみの対応となります。マルチプロセッサ(マルチコア)環境でも並列実行させることはできません。
- Intel Mac で並列実行させたい場合
マルチプロセッサ(マルチコア)環境の Intel Mac で 並列実行させたい場合は、Gaussian 16 UNIX をご購入することで可能となります。
Gaussian 16 UNIX では SMP 計算におけるプロセッサ/コア数の制限がありません。また、TCP Linda を利用すればクラスタまたは LAN に接続された異なるコンピュータ間での並列実行も可能です。
32-bit 版と 64-bit 版について
Gaussian 16M は 32-bit 版です。32-bit アプリケーションのため、システムに搭載されたメモリ容量にかかわらず、利用できる RAM は最大 2 GB となります。Intel Mac 用の 64-bit 版 Gaussian をご希望の場合は、Gaussian 16 UNIX をご検討ください。
マニュアル類について
Gaussian 16 シリーズ(Minor Revision Media Fee は除く)には、『電子構造論による化学の探究 第三版』(日本語)が1冊付属します。(注文時に指定すれば『Exploring Chemistry with Electronic Structure Methods 第三版』(英語)に変更することもできます。)