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CrystalDiffract (クリスタルディフラクト)
製品概要
CrystalDiffract を使えば、複数の回折パターンをひとつのウィンドウ内で取り扱うことができるので、それらを簡単に比較することができます。

  1. 手元で操作できる回折実験
  2. 実験データの分析
  3. ドラッグ&ドロップの混合シミュレーション
  4. 鮮やかなグラフィック出力
  5. マルチタッチ
  6. 反射の検索と表示
  7. データのアウトプット
  8. クロスプラットフォーム

 

手元で操作できる回折実験

CrystalDiffract には、素早く簡単に使用できる X 線と中性子のパワフルな回折シミュレーション機能が装備されています。予め用意されている4つのシミュレーションタイプからいずれか1つを選択します。すなわち、一定波長の X 線、中性子、エネルギー分散型の X 線、または、飛行時間型の中性子のいずれかです。マルチプロセッシング処理によって高速なプロファイルシミュレーション、および、回折パラメータおよび試料パラメータをリアルタイムに調整することができます。つまり、回折実験を完全に掌握できるのです。

正方晶 (青) から斜方晶 (赤) への構造相変位をシミュレーションした例。単位胞 (Unit cell) パラメータの条件を変化させることで、ピーク分裂が変化する様子を確認できます。

 

実験データの分析

CrystalDiffract では、複数の実験データセットをインポートし、それらをシミュレーションデータと比較することができます。回折ウィンドウにテキストファイルをドラッグ&ドロップするだけです。

インポートした観測データは、それを操作してサイズを調整したり、リアルタイムにスムージングやバックグラウンド補正を適用することができます。その後、革新的な画面ツールを使って観測したパターンを計測することができます。

フィルムモードは、シミュレーションした回折パターンと観測された回折パターンとを一致させるのに最適の手段です。

 

ドラッグ&ドロップの混合シミュレーション

CrystalDiffract では、混合グループにパターンをドラッグ&ドロップするだけで、複数の (構造的) 相からなる混合物をシミュレーションすることができます。パラメータリストにある混合スライダーとテキストコントロールを使って、リアルタイムに混合物の組成を調整することができます。その他のコントロールは、手動による相関係の編集を容易にするもので、混合物の総数をロックしたり、組成をゼロにリセットすることができます。

シミュレーションした混合物は、成分ごとに個々のパターンに並べて表示することができます。パターンリストの中の表示用の チェックボックスを使うだけで表示をカスタマイズすることができます。

パターンをドラッグ&ドロップして混合物に加えることができます。

 

鮮やかなグラフィック出力

CrystalDiffract では非常に美しい画面が表示されますが、その内容を高解像度のベクトル形式として他のプログラムに簡単に複製することができます。クリップボードにコピーしたり、他のプログラムにドラッグ&ドロップ、あるいは、ファイルとして保存することができます。

画面表示に関しては、パターンカラー、ラインおよびマーカーのサイズ/スタイル、透過性、シャドウ、ピークの重なり、グリッドライン、フィルムのスタイルとカラー、ピークのラベル (内容、位置、配置など)、凡例表示、プロットのタイトルを加え、テキストのフォントやサイズなど広範にわたるコントロールが用意されています。

ルーペを使えば、縮尺をいちいち変更するなくお持ちのデータを高解像度で表示できます。

 

マルチタッチ

CrystalDiffract でトラックパッドがサポートされたことにより、回折パターンを縮尺したりスクロールするのが楽に行えるようになります。「パンチ・トゥ・ズーム」(指先でつまんで広げる操作) するだけで、横にスライドしてスクロールさせたり、縦に縮尺することができます。もちろん、精密なプロット範囲を指定したり、ツールバーの定規 (scale) やスクロールコマンドを使用することも可能です。回折パターンは様々な条件に従ってソートしたり、画面上に自動的に積み重ねることができます。

 

反射の検索と表示

統合された検索フィールドを使えば、シミュレーションされた反射を素早く見つけ出すことができます。検索結果はプロットパターンまたは反射リスト (Reflexions List) の形式で表示されます。リスト内では、反射を閲覧したり並べ替えたりすることができます。リスト内で任意の反射をダブルクリックすると、即座にその位置がプロット上に表示されます。

マウスの移動と共に表示されるピークチップは、プロット上で反射を区別するのに役立ちます。チップス欄は必要に応じて拡張させることが可能で、d-間隔、相対強度、幅などが含まれる各ピークに関する全ての情報を表示させることができます。

シミュレーションされた各ピークをマウスの移動に合わせて識別する拡張表示に対応したピークチップス。

 

データのアウトプット

CrystalDiffract では、作業内容を自己完結型のドキュメントとして保存できますので、プログラムを次回使用する際も必要な情報に素早く簡単にアクセスすることができます。回折パターン、反射リスト、構造因子の全てをエクスポートしたり、結晶構造データについては CIF または CMTX 形式でエクスポートすることができます。

CrystalDiffract には、CrystalMaker で可視化するためのダイレクトリンク機能も装備されています:任意のシミュレーションパタ-ンを選択し、Visualize コマンドを選択するだけです。選択した結晶構造が CrystalMaker に表示されることになります。

Direct Visualization リンクを使えば、選択した任意のシミュレーションパターンの結晶構造をメニューコマンドひとつで CrystalMaker に表示させることができます。

 

クロスプラットフォーム

CrystalDiffract は、64-bit/32-bit Windows 用、または、64-bit OS X 用の2つのバージョンに分かれており、その中のいずれかをお選びいただけます。Mac 版と Windows 版にはいずれも同一のバイナリファイル形式と良く似た機能セットが共有されていますので、クロスプラットフォーム間での作業や共同作業も簡単に実現できます。

いずれのバージョンも、それぞれの動作するオペレーティングシステムに準拠し、全くのゼロから設計されていますので、オペレーティングシステムの正式サポートと最大限のパフォーマンスが提供されます。