オンプレミス環境は、自社内でIT資産を保有・運用するため、セキュリティやカスタマイズ性に優れており、厳格なデータ管理が求められる業務に最適な選択肢です。
| オンプレミス環境 | |
| 概要 | オンプレミスとは、サーバー、ストレージ、ネットワーク機器などのITインフラストラクチャを、自社の建物内(データセンターやサーバールーム)に物理的に設置し、保有・運用する利用形態のことです。「自社運用」とも呼ばれ、クラウドサービスの対義語として位置づけられます。 |
| 特徴と利用者の責任範囲 | 最大の特徴は、システムのすべての階層を自社のコントロール下に置くという点です。 利用者の責任範囲は非常に広く、物理的なハードウェアの選定・購入・設置場所の確保・電源・空調管理から始まり、OSやミドルウェアのインストール・設定、セキュリティ対策、日々の監視、障害時のハードウェア交換対応に至るまで、一切を自社(または委託したベンダー)で管理する必要があります。 |
| メリットと利用シーン |
メリット:
利用シーン:
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| 代表的な構成要素 |
物理サーバー製品: Dell PowerEdge, HPE ProLiant, Lenovo, 富士通 PRIMERGY など ストレージ製品: DDN, Dell PowerStore, NetApp AFF, Pure Storage FlashArray など ネットワーク機器: Cisco Catalyst/Nexus スイッチ, FortiGate , YAMAHAなど 仮想化ソフトウェア: Microsoft Hyper-V, Xen, VMware vSphereなど(これらを用いて自社内でプライベートクラウドを構築するケースも含む) |
弊社では、株式会社アルゴグラフィックスの ARGO北見テクノセンター(2026年3月竣工予定)を活用して、オンプレミスでの設置場所の確保等もご提案可能です。