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株式会社ヒューリンクス
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オンプレミス環境

オンプレミス環境は、自社内でIT資産を保有・運用するため、セキュリティやカスタマイズ性に優れており、厳格なデータ管理が求められる業務に最適な選択肢です。

オンプレミス環境
概要 オンプレミスとは、サーバー、ストレージ、ネットワーク機器などのITインフラストラクチャを、自社の建物内(データセンターやサーバールーム)に物理的に設置し、保有・運用する利用形態のことです。「自社運用」とも呼ばれ、クラウドサービスの対義語として位置づけられます。
特徴と利用者の責任範囲 最大の特徴は、システムのすべての階層を自社のコントロール下に置くという点です。 利用者の責任範囲は非常に広く、物理的なハードウェアの選定・購入・設置場所の確保・電源・空調管理から始まり、OSやミドルウェアのインストール・設定、セキュリティ対策、日々の監視、障害時のハードウェア交換対応に至るまで、一切を自社(または委託したベンダー)で管理する必要があります。
メリットと利用シーン メリット:
  • 高度なカスタマイズ性 ハードウェアからソフトウェアまで制約なく自由に構成できるため、特殊な要件を満たしやすい。
  • 強固なセキュリティ・コンプライアンス インターネットから物理的に隔離された閉域網で運用したり、データの保管場所を自社内に限定したりすることで、極めて厳しいセキュリティ基準や法規制に対応できる。
  • パフォーマンスの安定性 他のユーザーの影響を受けないため、リソースを専有でき、低遅延で安定した処理性能を維持しやすい。
  • 確実なリソース確保 クラウド事業者側の大規模なネットワーク障害や、その間のインターネット経路の不具合発生の影響を受けない。

利用シーン:
  • 絶対に外部に出せない機密データを扱うシステム(金融、医療、政府機関などの一部)。
  • 工場の生産ライン制御など、インターネット接続を前提とせず、ミリ秒単位の応答速度が求められるシステム。
代表的な構成要素 物理サーバー製品: Dell PowerEdge, HPE ProLiant, Lenovo, 富士通 PRIMERGY など
ストレージ製品: DDN, Dell PowerStore, NetApp AFF, Pure Storage FlashArray など
ネットワーク機器: Cisco Catalyst/Nexus スイッチ, FortiGate , YAMAHAなど
仮想化ソフトウェア: Microsoft Hyper-V, Xen, VMware vSphereなど(これらを用いて自社内でプライベートクラウドを構築するケースも含む)

弊社では、株式会社アルゴグラフィックスの ARGO北見テクノセンター(2026年3月竣工予定)を活用して、オンプレミスでの設置場所の確保等もご提案可能です。