9 軸、目盛り、グリッドの編集
Modifying Axes, Tick Marks, and Grids

軸 (Axes) は、プロットするデータの位置を把握する尺度や物差しとなるものです。2D 直交座標グラフ (2D Cartesian graphs) には、X (水平) 軸、Y (垂直) 軸があります。3D グラフには、グラフの底面を形成する X 軸 と Y 軸があり、Z 軸が垂直軸となります。極座標プロットには、プロットの円周を描く角度軸と、半径を描く放射軸があります。軸は、それに関連するグラフ上のプロットが少なくとも1つは存在し、その大きさを決定します。

軸は複数の組のラインで構成され、それぞれ個別に移動したり修正することができます。軸上の短い線は目盛り (Tick mark) で、尺度の間隔をあらわします。目盛りは、軸ごとに表示、修正することができます。グリッド線はグラフ面上に、すべての軸の目盛り間隔で描画されます。軸に対する変更のほとんどは、Graph Properties を使用して行います。

Topics:

  1. 軸スケールの種類
    1. Linear (線形)
    2. Common Log (常用対数)
    3. Natural Log (自然対数)
    4. Probability (確率)
    5. Probit (プロビット)
    6. Logit (ロジット)
    7. Category (カテゴリー)
    8. Date/Time (日付/時刻)
    9. Reciprocal (逆数)
    10. Weibull (ワイブル)
  2. 軸のスケールと範囲を変更する
    1. 軸範囲を変更する
  3. スケールタイプを変更する
    1. カテゴリースケールを使用する
    2. 日付と時刻スケールを使用する
    3. カスタム軸スケールを使用する
  4. 軸の表示/非表示と削除
    1. 軸の線種、色、太さを変更する
    2. 軸を移動する
  5. 軸の中断を設定する
    1. 軸の中断を作成する
  6. 軸タイトルと目盛りラベルを操作する
    1. 軸タイトルを編集する
    2. 軸タイトルを回転する
    3. 軸タイトルと目盛りラベルの表示と非表示
    4. 軸タイトルを移動する
  7. 目盛り間隔を変更する
    1. プロビットスケールの目盛り間隔を変更する
    2. 対数軸の目盛り間隔
    3. 自然対数と ロジット (Logit) のスケール
    4. 確率スケールの目盛り間隔
    5. 日付/時刻軸の目盛り間隔
    6. 目盛り間隔をカスタマイズする
  8. 目盛りの表示を変更する
    1. 目盛りの方向
    2. 目盛りを非表示にする
    3. 目盛り線の属性を変更する
  9. 目盛りラベルを変更する
    1. 目盛りラベルのフォントやその他のテキスト属性を変更する
    2. 目盛りラベルの種類を変更する
    3. 数値目盛りラベルの書式を設定する
    4. 系列目盛りラベルの書式を設定する
    5. 目盛りラベルに接尾語や接頭語を追加する
    6. カスタム目盛りラベルを使用する
  10. グリッドラインと背景を表示する
    1. 背景面を修正する
    2. グリッドラインを修正する
    3. グリッドラインの表示と非表示
  11. 極座標軸を編集する
    1. 角度軸 (Angular Axes)
    2. 放射軸 (Radial Axes)
  12. 三角軸を編集する
    1. 三角軸のタイトル位置を変更する
    2. 三角軸の範囲、スケール、方向を変更する
    3. 三角軸の目盛りと目盛りラベルを変更する