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DNA 配列の構築・編集とプラスミドマップの作成

Gene Construction Kit (GCK) は、グラフィカルな操作体系と高度なドロー機能で DNA 配列の取り扱いを飛躍的に容易にしたデスクトップ・クローニング・ツールの代表的ソフトウェアです。塩基配列の文字列、特徴 (feature)、注釈 (annotation)、グラフィック要素の各種書式設定を思い通りにカスタマイズできます。GCK では、制限酵素地図上で酵素を選択するだけで、電気泳動パターンが得られます。もう、制限酵素の選択に多大な時間をかける必要はなくなります。また、制限酵素地図の描画や直感的なコピー& ペーストによる遺伝子組み換え操作により、プロジェクト全体の管理も容易に行えます。

  • バージョン 4.5
    GCK v4.5では、GCK コンストラクトの分析やフォーマット、アノテーションを自動化し、作業時間の短縮と効率性をよりいっそう高めるユニークな改良が数多くなされています。


  • GCK 製品概要:GCK を使えば、専門誌への投稿、スライド、ポスター、学術論文などに適したモノクロまたはカラーの高品質なイラストレーションを素早く作成できます。
    複雑なクローニング・プロジェクトを設計・管理するような場合、あるいは、Gene Inspector 等の塩基配列分析プログラムで使用する DNA 配列を構築するような場合に最適なソフトウェアです。

 

Gene Construction Kit の主な機能

  • ユニークなクロノグラフィー機能。表示形式を維持したまま任意の DNA 断片の履歴をたどることが可能。
  • クロノグラフィー機能で設定した断片履歴を含む、複数のコンストラクトをまたがる DNA 断片のカット&ペースト
  • 制限酵素ダイジェストによる電気泳動予測パターンの表示。不完全な制限酵素ダイジェストも可能。
  • 複数のコンストラクト、ゲル、配列一覧、フリーテキスト、凡例およびその他のグラフィクス要素を含むイラストレーションの作成。
  • 高度なデータベース並みの能力を備えたファイル検索モジュール。保存ストレージの場所、プロジェクト名、プラスミド参照番号など。
  • サイレント突然変異を作成し、配列からコーディング情報を変更せず制限部位を追加または削除。
  • 複数の酵素リストを使用した制限酵素部位のマーク。酵素リストはすべて編集・拡張可能。
  • 指定した任意のコドン表を使用したオープンリーディングフレームの探索。
  • DNA 配列におけるセグメント毎のフレーム表示。フレーム内には、サイトマーカー、配列、その他、コンストラクト内の関心領域を表示可能。
  • タンパク質配列で アルファベット3文字または 1文字記号を使ったアミノ酸表記。
  • 配列リストのカスタム「装飾」付き注釈による配列特性の強調表示
  • 同一のイラストレーション・ウィンドウにおける複数コンストラクトの表示と操作
  • イラストへの矢印、矩形、楕円(塗り潰しあり/なし)、テキストの挿入。