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RockWorks Borehole Manager

Borehole Manager では、データベースに、掘削孔データ(カラーの位置とダウンホール調査、岩相、層序、水位、地質工学、地球物理学、地球化学、亀裂、色、坑井建設、ベクトル、生産などのデータ)を入力できます。

Borehole Manager メニューの適用範囲

  • ログ、ログ断面図、ログマップ [Basic / Standard / Advanced]
    2D および 3D で、個別にログを作成したり、複数のログからなる断面図やマップを作成します。 インタラクティブなデザインウィンドウを使用してログ列を配置します。 坑井を垂直型および彎曲型の両方で表示できます。

  • 断面図(クロスセクション) [Standard / Advanced]
    岩相、層序、定量データ、フラクチャ(割れ目)、帯水層を補間して、単一または複数パネルから成る 2D 断面図を作成できます。断面図には、ログデータのソース、境界線、タイトル、凡例を含めることも可能です。

  • フェンスダイアグラム [Standard / Advanced]
    表面ベースのモデルやブロックモデルを使用して、3次元スライスを作成します。

  • 3D ソリッドモデル [Standard / Advanced]
    地球化学的、地球物理学的、地質工学的な測定、観察された岩質材料、色分類、断裂、vector/void に基づいて、連続したソリッドモデルやブロックモデルを 3D で作成します。

 


データタイプ

  • 岩相データ (Lithology Data)
    岩質材料の色やパターンを 2D ログとログセクションで、間隔を 3D で表示します。 RockWorks のモデリング手法で、岩質データを連続的なソリッドまたは「ブロック」モデルとしてモデル化します。
    図の種類:3D ボクセルとフェンス、2D プロファイル/断面/投影断面、2D 地質図など

  • 地層データ (Stratigraphy Data)
    多数のグリッドアルゴリズムで、連続的な地層を補間し、積み重ねて 3D 地層モデルを作成します。 モデルに組み込む外部グリッドはインポート可能です。
    図の種類:3D 地層モデル/サーフェス/フェンス、2D プロファイル/断面/ 投影断面、2D 地質図など

  • 地球物理学、地球化学、地質工学データ
    (Geophysical, Geochemical and Geotechnical Data)

    地球物理学的な計測値、地球化学的な値、地質工学での計測値など様々な値を坑井柱状図のデータとすることができます。こうしたデータは、深度点(depth points)または深度区間(depth intervals)のいずれも入力できます。観測データを観測データを 2D/ 3D 柱状図および柱状断面図で表示し、分析できます。 坑井データの連続的な 3D モデルの作成には さまざまなソリッドモデリングアルゴリズムが使用されます。モデルのコンテンツを 3D ボクセル、等値面、フェンスダイアグラムとして表示します。 2D 表示の場合、断面図、単一スライスプロファイル、投影断面、単一スライスのマップ、グリッドサーフェスに沿った等高線を作成します。




  • 断裂(フラクチャ)データ (Fracture Data)
    深さ、傾斜角、傾斜方向、範囲、厚さを指定して、坑井の断裂を入力します。 断裂専用のモデリングアルゴリズムを使用して、破壊近接のソリッドモデルを作成し、3D(ボクセル、等値面、フェンス)および 2D(プロファイル、断面、投影断面、等高線図)で表示できます。 2D ログではオタマジャクシ型、3D では方向付き円盤型として断裂を表示します。

  • 帯水層データ (Aquifer Data)
    プロジェクトで1つ以上の帯水層を定義し、グリッド方法を選択して、帯水ゾーンの上部と下部を補間します。 ログの水位はシンボルや塗りつぶしバーで表示します。 帯水層を 3D サーフェス、スライスした 2D 断面、プロファイル、投影断面、平面の等高線図として表示します。

  • カラーデータ (Color Data)
    RockWorks はボーリング孔にあるカラー範囲のリストから補間された連続的なカラーモデルを、モデリングメソッドに特化して使用します。カラーデータは RockWorks の多くのフォーマットが元になっているカラーモデルにて表示することができます。インポートツールで描画において、ベースとなるカラー範囲や (マンセル・カラー・システムのような) 、ラスター画像 (岩心の画像など) を登録できます。
    表示オプション:3D ボクセル/等値面/フェンス、2D 断面/プロファイル/投影断面/マップ

  • ベクトルデータ (Vector Data)
    地下水の流れ方向、傾斜計データ、ソナーデータ(現在の流れ)などの、深さ、方位角、傾斜といった坑井の方向データを入力します。 ベクトルは、スケーラブルな矢印としてログに表示され、空洞図にモデル化できます。

  • 生産データ (Production Data)
    RockWorks データベースの Production テーブルを使用して、日付ごとの坑井生産データを保存し、2D/3D のグラフを生成して、Google Earth に出力します。