![]() |
| サイトマップ | |
|
製品概要 | Chorus | PyTecplot | SZL Server | 新しい機能 | Tecplot 360 MB Beta |
SZL Server は、HPC、データサーバー、またはリモートファイルストア (Amazon AWS などのクラウドリソースを含む) にインストールされる軽量アプリケーションです。 高速かつ安全なデータ転送が可能です。
サーバー側で SZL テクノロジーを活用して、特定のプロットの生成に必要なデータのみを転送します。 シミュレーション結果は SZL ファイルフォーマット (.szplt) に変換しておく必要があります。
互換性のあるファイル形式は CFD Codes でご確認ください。
SZL Server には OpenSSL Toolkit で使用するために OpenSSL プロジェクトによって開発されたソフトウェアが含まれています。
Tecplot 360 のインストールフォルダにある “szlserver” フォルダに含まれています。
または下記リンクからダウンロードして利用することもできます。
SZL Server for Linux のダウンロード (Tecplot サイトのユーザーアカウントが必要です。)
インストール手順の詳細は Tecplot 360 Installation Guide をご参照ください。
まず、クライアントマシンに Tecplot 360 をインストールし、インストールディレクトリの szlserver ディレクトリを検索します。 このフォルダには Linux プラットフォームで実行するインストールスクリプトが含まれています。
SZL Server は SSH を使用し、SSH 公開キー/秘密キーのペアも必要です。
サーバーコンポーネントがインストールされたら Tecplot 360 を実行し、File->Load Remote Data… オプションを選択します。 マシン名、ユーザー名を入力し、プライベート SSH キーを入力して Connect を押すと、サーバーが起動し、接続が確立されます。 これでリモートマシンからデータをロードできます。
SZL Server は Tecplot 社のサブゾーン・ロード・オン・デマンド技術を使用して、少量のボリュームデータ (サブゾーン) をサーバーからクライアントに転送します。 サーバー側で完全なデータを読み込んで抽出するアーキテクチャーと比べると、SZL Server はサーバー側でのデータのロード量と処理量が少ないため、最初のイメージに到達するまでの時間が大幅に短縮されます。
このため、SZL Server はサーバ側でも非常に軽量になります。サーバーの主な役割はデータをロードであり、グラフィックスリソースは不要です。RAM リソースと CPU リソースもほとんど必要ありません。 クライアント側ではレンダリングとデータ処理を行います。 つまり、リモートデスクトップソリューションでよく見られるレンダリングレイテンシがありません。
もちろんできます! Tecplot 社ではほとんどのテストを Linux VM 上で行い、Amazon の EC2 でもテストしました。 Tecplot 360 (クライアント側) は最新のグラフィックカードを搭載した実際のハードウェア上で最適に動作します。
レイアウトとマクロはクライアント側にあるため、リモートデータを参照する必要があります。 SZL Server はサーバー側のデータプロバイダーで、Tecplot の SZL ファイル形式のデータを必要とします。 SZL Server は Tecplot SZL データファイルのみをロードできます。
FUN3D、VULCAN-CFD、Tau (DLR) を使用している場合や、他のコードのリストが増えている場合は、ソルバーから直接 SZL 形式をエクスポートできます。 Tecplot 360 でサポートされているファイル形式はすべて SZL に変換できます。 Tecplot 360 には新しいコマンドラインオプション -convert が含まれており、ライセンスをチェックアウトせずにデータを変換することができます。
スライス抽出のような操作では、データセットを新しいファイルに保存する必要があります。 この場合、データをローカルに保存する必要があります。これにより、データセット全体が SSH 接続を介してストリーミングされます。
できます! Tecplot 360 の 1 つのフレームで SZL Server 経由でデータをロードし、他のデータを別のフレームにロードできます。 複数のサーバーから各フレームにデータをロードすることもできます。 複数のデータセットを読み込んで 1 つのフレームに追加することはできません。
サーバー側は Linux のみサポートされています。 クライアント側は Tecplot 360 でサポートされているどのプラットフォームでも動作します。
SZL Server 自体はライセンスを必要としませんが、クライアント側では TecPLUS が有効な Tecplot 360 が必要です。