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我々は Tecplot 360 をさらに使い易くすることに取り組んでおり、Tecplot 360 MB Beta には、下記のようないくつかの鍵となる新しいコンセプトに基づいた新たな機能が搭載されています。
これらのコンセプトは Tecplot 360 を高速化し、スクリプトへの依存度を少なくし、レイアウト保存時にデータを書き出す必要性を減らします。また、レイアウト、マクロ、スタイルシートを他のデータセットでより簡単に再利用できるようにします。
Data Journal はこのベータ版の鍵となるコンセプトです。Data Journal は View > Data Journal sidebar をチェックすることにより使用することができます。この機能によりデータセットに対して実行された操作の記録が表示され、再編集、再実行が可能になります。従来の Tecplot では全てのタイムステップで処理が行われていましたが、Data Journalを 用いることにより、表示されたタイムステップのみで処理が行われ、時間を節約することができます。
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Tecplot 360 には、この新しいインフラストラクチャに移植する必要のあるおよそ 40 のデータ操作があります。Tecplot 360 MB Beta には、前述の概念を実証するために、これらのデータ操作の内、最も一般的に使用されるものが実装されています。これらのデータ操作は以下の通りです。
Specify Equationsは Deferred computation を使用するようになり、すべてのタイムステップで方程式が処理されるのを待ってから作業を進める必要がなくなりました。
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Extract Region を使用すると、等価演算子を使用してデータ内のセルのサブセットを抽出できます。
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新しい Slice 抽出ダイアログは、“Slice Details” ダイアログとは独立しています。この新しい Slice 抽出方法はいずれ更に使い易いように変更される予定ですが、特に過渡的なデータセットで時間をかけて Slice を抽出する必要がある場合は、この機能を試してください。この機能は “deferred computation” を利用し、表示されたタイムステップでのみ抽出を行います。
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線形補間では、ダイアログのデザインが変更され、過渡的なデータセットの時間的な補間がより簡単になりました。
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“deferred computation” フレームワークを利用し、訪問したタイムステップでのみ変数を計算するようになったため、”Calculate Variables”に”Calculate On Demand” オプションはなくなりました。
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積分の結果 (“Plot Results As” を選択した場合) は、コマンドはデータジャーナルに保存され、レイアウトを開いたときに再現できるためデータを保存せずにレイアウトを保存できるようになりました。
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Data Journal で使用されている機能で、すべてのタイムステップで処理が行われず、表示されたタイムステップでのみ処理が行われます。
従来までは Strand とよばれたもので、名称 (例:Piston, Crank など) で区別できるようになりました。Layouts/Macros/Stylesheets では Parts/Variables を名前で参照します。
Tecplot 360 には、Line Mapping をアニメーション化する機能がありますが、2D および 3D データと同時に line data をアニメーション化することは容易ではありませんでした。 Tecplot 360 MB Beta では、Line Map がパーツを参照できるようになり、これが簡単になりました。Plot Sidebar には、2D や 3D プロットと同様に、Solution Time Control も表示されます。過渡的なデータがある場合は、Line Map を過渡的なパーツに割り当ててアニメートするだけです。
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Data > Extract > Slice (prototype) ではなく、Data > Extract > Slices
を使用した場合
Data > Extract > Region
ではなく、Data > Extract > Blanked Zones
を使用した場合Data > Alter > Specify Equations
と Data > Extract > Region
を使用したときの動作が未定義になります。中括弧で囲まれた変数名を推奨します。