※ Tecolot 360 2023 R1 をリリースしました。新機能は こちら をご覧ください。 |
流体 (CFD) の可視化と数値シミュレーションの可視化
CFD エンジニアが扱うシミュレーションの数は増え続け、グリッドサイズは大きくなり、データセットはリモートに格納されるようになりました。 大規模なデータセットを処理し、ワークフローを自動化し、パラメトリックな結果を可視化するためには、適切なツールが不可欠です。
Tecplot 360 は、大規模なデータセットを処理し、ワークフローを自動化し、パラメトリックな結果を視覚化することができる CFD (Computational Fluid Dynamics:数値流体力学) 可視化および解析ツールセットです。 技術的な意思決定を素早く行い、XY プロット・2D プロット・3D プロットを統合し、正確にプロットされた画像とアニメーションを用いて結果を伝えることができます。
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さらに、TecPLUS (保守サービス) には PyTecplot、Chorus、SZL Server が含まれています。
複雑な実験結果を分析
- Tecplot、FLUENT、PLot3D、CGNS、OpenFOAM、FVCOM、VTU データ、その他 22 種類の CFD、FEA、構造解析、業界標準のデータ形式を読み込み
- 複数ページ機能を備えたマルチフレーム環境で、解析結果のレポート作成や比較を実行
- ユニークなリンク機能を使って XY プロット、極座標プロット、2D/3D プロットを理解
- ビデオプレイヤー型のコントロールによる非定常解のアニメーション化と段階的再生
- スライス、等値面、ストリームトレース・ツールによるインタラクティブな探索
- 渦核、衝撃面など流れに関する重要な特性を自動的に抽出
SZL テクノロジーで 10 億以上の大規模なセルモデルを探索
- マルチスレッド機能によるマルチコアデスクトップシステムの活用
- SZL フォーマットで飛躍的なパフォーマンス向上を実現:
183M セル CFD++ ソリューションのベンチマークの場合、ロードタイム 7.3 倍、ピークメモリ使用量 93% 削減、ファイルサイズ 50% 削減
- 一般的なエンジニアリング用ラップトップ PC で、大規模な有限要素データを素早く簡単に分析
工学的設計の検証
- アスペクト比、歪度、直交性、ストレッチ係数など 28 種類のグリッド品質関数を使用してグリッド品質を評価
- 同一プロット作成環境で、数値出力と実験データの正当性を確認
- Richardson 補外法 (外挿補間法) により数値解精度を算出
- 流れ場のインタラクティブな探索と移動による、流れ特性とグリッドとの並びをチェック
- FSI (流体 – 構造相互作用) の可視化など、複数のモデルを同時に比較
結果の伝達と公開
- Microsoft Office アプリケーションに画像を直接コピー&ペースト
- プロフェッショナル向けプレゼンテーション品質のベクトルおよびラスター形式でエクスポート
- Tecplot 360 独自のマルチフレームレイアウト・ワークスペースを使った、複数のタイムリンクされたプロットを同時表示
- PowerPoint や Web 用に最適化されたアニメーションの作成
- LaTeX を使用して、プロットに数式と数学的表記を組版
定型作業の自動化
- Python API、PyTecplot を使用して、インタラクティブにまたはバッチでワークフローを自動化
- 画面上の動作を実行可能な Python コードに直接記録
- レイアウトとスタイルファイルを使って、異なるデータセットに同一プロットのスタイル属性とレイアウトを即座に適用
- 100 種を超えるマクロ関数を利用して、一般的な分析とプロット作業を自動化