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Tecplot 360 2021 の新しい機能

過去のバージョンの履歴

2021 R2

QOL 向上

  • 等高線の凡例のヘッダーに、ユーザーが入力したテキストを表示できるようになりました。変数名を編集しなくても、ヘッダーテキストを変更できます。ヘッダーテキストには、Tecplot 360 でサポートされている補助データやその他のテキスト修飾子を挿入できます。マクロ言語と PyTecplot API も再編成されました。古いマクロやスクリプトは後方互換性がありますが、新しい API コールを使用するためにはアップデートする必要があります。

  • Data > Alter > Specify Equations ダイアログに、Ignore divide by zero [ゼロ除算を無視する] トグルスイッチが追加されました。これをオンにすると、ゼロ除算が発生しても数式の処理が続行されます。結果値の詳細は、User’s Manual および Scripting Guide をご覧ください。

  • 非定常データで、ゾーンの表示を設定できるようになりました。これにより、非定常シミュレーション中に「消える」ゾーンが、本来表示されるべきではないのに表示されていた問題が修正されました。TecIO ユーザーは、TransientZoneVisibility を使って、データファイルのデフォルト動作を設定することができます。

  • 対数タイムスケール対応になりました。これまで Tecplot 360 はすべてのタイムスケールを線形として扱い、初期のソリューションタイムを誤ってクラスタリングして、複数のソリューションタイムが同時にレンダリングされていました。デフォルト設定で時間ステップが予測どおりにグループ化されない場合にも、ソリューションタイムのクラスタリングオプションで、ソリューションタイムの間隔をカスタマイズすることができます。この機能は現在、マクロと PyTecplot でのみ使用可能で、これらの値の調整はレイアウトファイルに保持されます。

パフォーマンスの向上

  • ディスクの一時保存量を 99.6% 削減しました。従来、Tecplot 360 の Load-On-Demand 機能では、RAM の制限値(Load-On-Demand 設定で定義)に達すると、特定のデータをディスクのテンポラリストレージにアンロードしていました。ディスクの速度が CPU の性能に追いついていないため、これらの値を再計算する方が、ディスクアクセスに頼るよりも高速であることがわかりました。あるテストでは、720 回のタイムステップで 133Gb のデータからなるシミュレーション結果のムービーファイルを作成したところ、テンポラリストレージの必要量が 70Gb から 307Mb に減少し、99.6% の改善が見られました。また、ディスクアクセスが減少したことで、Load-On-Demand 設定に応じて、3.8% から 19.7% のパフォーマンスの向上が見られました。

  • タイムステップあたりのゾーン数が非常に多い非定常データセットの等高線レベルを初期化する場合のパフォーマンスが向上しました。テストでは、65004 のゾーンと 8 億 4100 万のグリッドポイントで構成される Plot3D データセットにおいて、2021 R1 と比較して 23.8 倍の速度向上が見られました。以下は、データの読み込み、Rho で色分けされたスライスのレンダリング、Energy で色分けされたスライスの変更のタイミング結果です。これらのテストは、40 の論理コアと 128Gb RAM を搭載した Windows 10 マシンで行われました。なお、このパフォーマンスの向上は、グリッドのサイズよりも、データセット内のゾーンの数に依存しています。
ソフトウェア 経過時間 (秒) RAM のピーク使用量 (Gb)
Tecplot 360 2021 R1 1386 17.2
ParaView 5.9 339 44.4
Tecplot 360 2021 R2 58.3 17.2

ローダーの改良

  • Fluent CFF (HDF5) ローダーが CentOS および RedHat7 対応となり、face-neighbor 接続が可能になりました。

  • Plot3D ローダーは、ファイル名に時間値が含まれているように見える関数ファイルを非定常として扱います。

 

2021 R1


新機能

  • Fluent® CFF (HDF5) データローダー
    Windows および Linux のみ対応。
    CentOS7 等の古い Linux ディストリビューションでは動作しない可能性があります。

  • Abaqus ローダーが Abaqus 2021 ファイルに対応

  • CFX ローダーが CFX 2021 ファイルに対応

  • 数千のゾーンをエクスポートする際の TecIO-MPI のパフォーマンスが桁違いに向上しました。
    詳細は TecIO Library をご参照ください。

バグフィックス

  • OpenFOAM データセットでコンターカラーを表示するとクラッシュする問題を修正
  • セル中心のデータでストリークラインを作成するとクラッシュする問題を修正
  • Integration by Strand 実行時の無効なエラーメッセージを削除
  • Node User ID 変数を作成するローダーで、値が切り捨てられる問題を修正
  • スライスの位置がデータのない領域を通過するときに $!CreateSliceFromPlane を使用するとクラッシュする問題を修正
  • Data Alter エラーの後、スライスまたは iso-surface をクリックするとクラッシュする問題を修正
  • 既存の Strand Ids(例:Edit Time Strands、Axial Duplicate、Duplicate Zones ダイアログを使用)にゾーンを追加してもスタイルが失われないように修正
  • Mac 上のキーフレームダイアログと GUI ビルダーダイアログのメニューアクセスを修正

 

※ 詳細につきましては、Tecplot 360 Release Notes をご覧ください。