2 Rent vs. Buy モデルを探索する
Exploring the Rent vs. Buy Model

この章では、以下の項目を実習しながらモデルを探索する方法を紹介します。

  1. 影響ダイアグラムを理解する
  2. オブジェクトウィンドウを開く
  3. オブジェクトウィンドウ間を移動する
  4. 属性パネルを使用する
  5. 属性パネルで定義内容を調べる
  6. モジュールを開く
  7. ヘルプバルーン
  8. 属性パネルで値を調べる
  9. 結果を表示する
  10. Rent vs. Buy モデルを探索する:まとめ

この章では、前提として既に Analytica を起動し、Rent vs. Buy モデルを開いていることが必要となります。もしまだ開いていない場合は、"Rent vs. Buy モデルを開く" をご覧ください。ご使用のモデルが第1章の内容を元に変更が加えられている場合は、Time horizon の値を 10 に、Monthly rent の値を 1200 に、Buying price の値を 140K にそれぞれ戻してください。また、Rate of inflation の内容も、平均値 (mean) 3.5、標準偏差 (Stddev) 1.3 の正規分布 (Normal) に戻してください。

この章では、Rent vs. Buy モデルの構造と内容を実習します。

Rent vs. Buy モデルには、資金の流れのルールが使用されています。資金の流入 (受け取り) は正の値、資金の流出 (支出) は負の値になります。