1.1 SigmaPlot の新しい機能

SigmaPlot 14 では、原点に立ち返って Graph Properties ダイアログボックスが根本から整理され、従来よりはるかに使いやすいものになっています。グラフページをダブルクリックするだけで、SigmaPlot の全ての編集機能を手元で操作できます。

SigmaPlot 14 には、新しい２つの統計検定、新しいグラフタイプの装備に加え、マクロ機能の向上や以下に示すその他の操作性が向上しています。

• フォレストプロット：フォレストプロット (別名：blobboplots ) は、同一の問題を複数の分析結果を組み合わせて処理する場合に使います。詳しくは、フォレストプロットをご覧ください。
  
  
• 一元配置共分散分析 (ANCOVA)：ANCOVA (Analysis of Covariance) は、ANOVA を単一または複数の剰余変数を含むモデルに発展させたものです。詳しくは、一元配置共分散分析をご覧ください。
  
  
• 主成分分析：主成分分析 (PCA) は、高次のデータセットの複雑性を分析する多変量手法です。詳しくは主成分分析をご覧ください。
  
  
• ノートブックアイテムのドラッグ＆ドロップ：Notebook Manager の中のセクションとアイテムをドラッグ＆ドロップするだけで移動できるようになりました。詳しくは、Notebook Manager におけるアイテムのドラッグ＆ドロップをご覧ください。
  
  
• 凡例の向上：凡例を従来よりずっと直感的に編集できるようになりました。マウスをドラッグしてリサイズしたり、ポップアップメニューでシンボルサイズを変更したり、シンボルやテキストを整列、あるいは、追加することができます。詳しくは、自動凡例を操作するをご覧ください。
  
  
• 塗りつぶしとラインで使う新しいカラースキーム：棒グラフ、領域プロットといったプロット内の任意のラインや塗りつぶし、または、棒を取り囲むラインなどに使用するカラースキームをあらかじめ用意されている豊富なものの中から選択することができます。詳しくは、インクリメント型のカラースキームをご覧ください。
  
  
• マクロ機能の向上：Dot Density macro の機能が向上し、新たに Mean Standard Error オプションが追加されました。新しいマクロ Histogram Plus Kernel Density が追加され、Macros ダイアログボックスから選択することができます。マクロの使用法や SigmaPlot のマクロに関する詳しい情報は、SigmaPlot ツールボックス をご覧ください。
  
  
• ライン幅をワークシートの列データを元に設定：グラフ上のラインの幅をワークシートの空いた列を使用して制御することができます。詳しくは、ワークシート列からラインの幅を設定するをご覧ください。
  
  
• グラフを .svg および .swf ファイル形式でエクスポート。詳しくは、グラフとページをエクスポートするをご覧ください。
  
  
• ノンパラメトリック ANOVA 検定のための多重比較に P 値が追加されました。
  
  
• Fit Library (standard.jfl) が更新され、新たに幾つかの確率関数が追加されました。Standard.jfl には重み関数も追加されています。詳しくは、回帰方程式ライブラリをご覧ください。