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Windows 版 1.0 で追加された機能

リアルタイム・パラメータ制御機能を備えた粉末回折パターン・シミュレーションツール

  • Windows XP 向けに開発
    • CrystalDiffract 1.0 は、Microsoft Windows XP 環境用に開発された全く新しいアプリケーションです。Windows XP の最新機能に対応するよう古いバージョンのシステムとは切り離して開発されています。
    • この新しいプログラムは、Mac 版(現行バージョン 5.1.1 for Mac OS X)の主要な機能をすべて引き継いでおり、あらゆる結晶構造の X 線又は中性子粉末回折パターンをシミュレーションできます。同一ウィンドウ内に複数パターンを表示することが可能で、モデルの表示は個別表示(separates)と合成表示(mixture)をそれぞれ素早く切り替えることができます。プログラムは、回折装置(diffractometer)グラフ表示又は伝統的なフィルム(film)表示をサポートします。
    • CrystalDiffract は、現実の回折実験で得られた結果を元にその特性を理解するのに理想的な手法を提供します。ユーザーは、実際の回折ファイル(xy テキストリスト)をプログラムの回折ウィンドウ(diffraction window)にドラッグ・アンド・ドロップするだけで、シミュレーション結果と観測されたパターンを素早く比較できます。

  • インタラクティブなコントロール
    • プログラムに備わるパラメーターインスペクターパレットは、回折実験の様々な局面においてユニークな制御機能を提供します。ユーザーは、ピーク幅、粒子サイズ、波長、混合の比率といった各種設定を個別に微調整できます。革新的なスライダーコントロールは、直感的に操作できるリアルタイムコントロール機能を提供し、これによってユーザーは個々のパラメータがどのように回折プロセス全体に影響を及ぼすかを理解することができます。
      混合シミュレーションの様々な回折データを閲覧およびソートできます。
  • 広範にわたる出力オプション
    • CrystalDiffract for Windows は、自己充足型の「セッションファイル」として回折実験を保存することができます(CrystalDiffract 5.1 for Mac OS X と完全互換性があります)。また、回折プロファイルをユーザー指定の分解能(チャンネルサイズ)で出力することもできます。構造の全要素のリストを含むデータテーブルや、構造データと回折リストを含むサマリーファイルとして書き出すこともできます。また、Edit Diffraction Data コマンドを使うことで回折データをスクリーン上で表示させたり並び替えすることができ、リストされた任意のデータをテキストファイルとして書き出すことができます。
  • CrystalDiffract は、 最初は無償のデモンストレーションモードで動作します。高解像度印刷機能、混合パターン表示、エネルギー分散および飛行時間型回折 (TOFD :time-of-flight diffraction) シミュレーションなど様々な機能を含むフル機能版は、有償ライセンスコードによってロックを解除し利用することができます。