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非線形カーブフィッティングは、繰り返し計算による収束解で最適解を近似的に求める手法です。まずはじめに、パラメータについて初期推定値を与え、その方程式がどれだけ良くあてはまるかを調べます。そして、推定値を逐次的に代入して同様の計算を繰り返しながら、その都度それらの残差平方和の差を求め、その減少が極めて小さくなるまで、よりふさわしいと思われる推定値を求めてゆきます。
複雑な曲線のあてはめ問題においては、SigmaPlot の新しい Dynamic Fit Wizard を使って最適解を求めます。Dynamic Fit Wizard では、最適な近似解を求めるのに、反復計算を収束させるパラメータの初期推定値の探索を自動的に行ってくれるからです。例えば、ユーザー定義関数において、最適なあてはめを見つけるのに、パラメータの初期値を何度も手動で入力し直し、その度にコードの編集をしなければならないことが良くあります。
Dynamic Fit Wizard では、あてずっぽうに初期パラメータを推定する必要はありません。パラメータの初期値の取り得る範囲を最小値と最大値で入力したら、後の作業は Dynamic Fit Wizard にお任せです。最適なあてはめの発見を大いに期待することができるはずです。
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