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SYSTAT (シスタット)
新しい機能

SYSTAT 13 の新しい機能

  1. 統計解析
  2. グラフィックス
  3. GUI (グラフィカルユーザーインターフェース)

統計解析

時系列解析における ARCH & GARCH モデル

時系列解析の改良点

  • 最尤法の各種アルゴリズム (BHHH, BFGS, Newton‐Raphson) を用いた ARCH および GARCH モデルのフィッティング。収束基準に各種オプションを選択可能。

  • パラメータ推定を用いた誤差分散の予測
  • Jarque‐Bera 法による誤差の正規性検定
  • ARCH 効果を検討する McLeod-Li 検定と Lagrange Multiplier 検定

従来の時系列および計量経済学モデルでは、時系列の条件付き分散は常に不変であると考えられていましたが、これは必ずしもそうなるわけではありません。ARCH および GARCH モデルは過去の変動を使用して時系列の分散をモデル化します。

金融データは乱高下することがしばしばありますが、ARCH および GARCH モデルを使えばこれらをうまく説明し、理解することができます。

ベストサブセット回帰

SYSTAT の回帰分析ツール集に以下の機能が追加されました:

  • 複数の予測変数(データセットに含まれる1から総数までの範囲)の中から最適なモデルを発見(予測変数を選択)。

  • 最適モデルの判断基準に R二乗、調整済み R二乗、Mallows の Cp、MSE、AIC、AICC、BIC を利用し、
  • 上記基準で絞り込まれた最適モデルのいずれかをユーザーが選択し、データセット(学習セットと同一又は異なるセット)に完全な回帰分析を実行できます。

試行セットから少数の予測変数を選択することができます。重回帰モデルで予測力をむやみに犠牲にすることなく、予測実験の節約ができます。

どの予測変数が最も有効であるかが必ずしも明白ではない経済学、生態学、環境科学などの分野での活用に効力を発揮します。

確証的因子分析 (CFA)

因子分析の一部として、確証的因子分析 (CFA) 機能が新たに追加されました:

  • CFA モデルのパラメータ推定に最大尤度、一般化最小二乗、加重最小二乗法を選択可能。

  • 以下に示す各種適合度指標を用いてデータに対する仮説因子モデルの適合度を検討できます。適合度指標 (GFI)、二乗平均平方根残差 (RMR)、倹約性適合度指標 (PGFI)、AIC、BIC、マクドナルドの確実性尺度、非標準適合度指標 (NNFI)。

確証的因子分析 (CFA) は、与えられたデータの仮説因子構造の妥当性を調べます。

CFA は、性格検査、知能検査、世論調査などの検定の開発や、理論の検証に利用されます。

社会科学者、行動科学者、教育科学者および生物学、経済学、マーケティング、医学研究などの分野で利用されます。

基本統計の環境変数

STSTAT の基本統計モジュールに環境変数が新たに加わりました。

  • 任意のセッション、任意のデータファイル、任意の変数ごとに算出された各種統計量を格納する変数です。

環境変数をその後の変換命令で直接利用することで、算出された統計量をもとに処理を進めることができます。

基本統計はメモリに記憶され、与えられたセッションの任意の時点で容易に呼び出し、印刷や後続する処理に利用することができます。

仮説検定のアップデート

仮説検定では以下の機能が強化されました:

  • 多変量データの平均ベクトルについての検定:
    • ホテリングの1標本 T2 検定。多変量データの平均ベクトルが既知のベクトルと等しいかどうかを検定。
    • ホテリングの2標本 T2 検定。2つの多変量データの平均ベクトルが等しいかどうか検定。
  • 2標本 z-検定、2標本 t-検定、2分散の検定において、2つの標本データが異なる列に配置されている入力データを選択するオプション。現行のインデックス型配置に加え、このオプションを選択できます。


多変量正規性を仮定する平均ベクトル (1標本又は2標本) についての検定を簡単に直接実行できます。2標本検定についてのデータ入力が一層便利になりました。

多変量検定をより手軽に実行できます。SYSTAT で2標本検定を実行する場合、データを編集しなおす必要はありません。

新しい基本統計

SYSTAT に以下の基本統計が新たに加わりました:

  • トリム平均のための標準誤差と信頼区間
  • ウィンザライズド平均とその標準誤差と信頼区間
  • 標本のモード
  • 四分位範囲

いずれもロバストな統計です。トリム(刈り込み)平均は、極端な値を除外して計算を行います。ウィンザライズド平均は、極端な値を除外し、最も近くにある有効な値に置き換えて計算処理を実行します。

外れ値によって算術平均や標準偏差などの標準的な統計では正確さを欠いてしまうような場合に役立つ統計機能です。

ブートストラップ分析のアップデート

  • 仮説検定機能にブートストラップベースの p-値が新たに加わりました。平均 (1標本 z-検定、1標本 t-検定、2標本 z-検定、2標本 t-検定、対応のある t-検定、ポワソン)、および分散 (1群、2群および複数群) についての検定すべてで利用することができます。
  • 最小二乗回帰でブートストラップを実行する場合、残差を選択できるようになりました。回帰係数、バイアス、標準誤差および信頼区間のブートストラップ推定は、これらをもとに計算されます。

分布仮説がなくてもブートストラップを用いて単変量検定を実行できます。

ブートストラップは現代のデータ解析に欠かすことのできない手法です。その利用は今日ますます拡大しています。

新しいノンパラメトリック検定

ノンパラメトリック検定に以下の機能が追加されました:

  • 順序性のあるデータの違いを検討する Jonckheere‐Terpstra 検定
  • 対照群と処置群を検討する Fligner‐Wolfe 検定
  • 以下に示す2つの一対比較検定
    • Dwass‐Steel‐Critchlow‐Fligner
    • Conover‐Inman

処置群に順序性がある場合は、Jonckheere‐Terpstra 検定が Kruskal‐Wallis 検定よりも適しています。Fligner‐Wolfe 検定は、新しい処置群と対照処置群(基準処置)の効果を比較するのに役立ちます。Dwass‐Steel‐ Critchlow‐Flinger と Conover‐Inman は多重比較検定です。

毒物学など、治療法を構築する医学・生物学分野で役立つ検定です。

多項式回帰

SYSTAT ではひとつの独立変数につき最大で8次の多項式回帰を利用できます:

  • 自然多項式形式と直交多項式形式
  • 全モデルについての適合度統計 (R二乗および調整済み R二乗) および ANOVA と p値。ユーザーの指定した次数ではじまり、最終的に線形 (次数 =1) で終了する。
  • Quick Graphs として計算結果に付随する信頼区間と予測区間をあらわすプロットと、残差対予測値のプロットが出力されます。

多項式回帰は、従属変数と独立変数の関係が曲線を示す場合に利用されます。

単純な線形式にくらべてより役立つ予測式を開発するのに役立ちます。

分散分析のアップデート

分散分析に新しく追加された機能:

  • 中央値に基づいて分散の均一性を検定する Levene の検定
  • 解析に必要な要因だけを分類する SUBCAT コマンド

中央値に基づく Levene の検定は、統計的検出力を保持しつつ様々なタイプの非正規データに対してロバスト性を発揮します。SUBCAT コマンドは特定の解析を実行するときだけ作用します。

あるデータについて、その分布が何に基づくかあらかじめ分かっている場合、中央値も基にする Levene の検定を使えば、それとは別の分布を選ぶことになるかも知れません。SABCAT コマンドは後続の解析に影響を及ぼしません。

クロス集計のアップデート

クロス集計の一部として以下に示す機能が追加されました:

  • 相対危険度:相対危険度は 2×2 分割表において、行または列に定義された2群の結果が正(ポジティブ)であるケースの比率です。相対危険度は2値変数の関連性を評価するのに広く利用されます。
  • モード:一元配置表(度数分布)のはじめの N 分類のみをリストとして表示させるオプションが提供されます。XTAB 内の PLENGTH コマンドに MODE=N オプションを追加することでこれを実行できます。
  • 結果の保存:
    • Multiway: Standardize で指定されたすべての列を保存
    • 保存された結果ファイルの列に対応する入力変数の値ラベル
  • 分割表タイプにもとづいて適切に分類され、統計量が再編成されたアウトプット。

相対危険度は、ある特性をもたらす2群間の相対的な危険度を評価するものです。モードオプションを使えば、度数の多いカテゴリに焦点を絞り込むことができます。

相対危険度は開発中の薬品の効果を評価する臨床試験で役に立ちます。

クラスター解析のアップデート

クラスター解析において、保存された結果を含むデータファイルに値ラベルがある場合、データファイルを入力してもそれが保持されます。

値ラベルは、定義されたカテゴリに関する役立つ情報を提供します。

保存されたデータと同じ値ラベルを手動で定義する必要がなくなります。

フィッティング分布のアップデート

SYSTAT 13 では、最尤法を使用して以下の分布パラメータを評価できます:

  • ベータ分布
  • カイ二乗分布
  • アーラン分布
  • ガンマ分布
  • ゴンペルツ分布
  • ガンベル分布
  • ロジスティック分布
  • 対数ロジスティック分布
  • 負の二項分布
  • ワイブル分布
  • Zipf 分布

最尤法は、従来使用されていたモーメント法に比べて良い結果をもたらします。

この機能により、前バージョンで利用していた手法よりも良い結果がもたらされます。

最小二乗回帰のアップデート

パラメータ推定と共に標準誤差と信頼区間を保存する機能が最小二乗回帰に追加されました。

SYSTAT データファイルに標準誤差と信頼区間が保存されます。

保存された統計データは必要があれば別の計算に利用できます。

ロジスティック回帰のアップデート

ロジスティック回帰の機能向上により、2値モデル、多項式モデル、条件付きモデル、離散選択モデルを従来よりも直感的な方法で解析できるようになります:

  • 2値、多項式、条件付き、離散選択モデルそれぞれについてユーザーインターフェースとコマンドライン構造が簡素化され、操作性が向上しました。
  • 2値および多項式応答モデルにおいて基準レベルを設定できるオプションを追加。
  • セット毎に1つのケースと任意数のコントロールをもつ一致したサンプルのケース-コントロール研究を分析するための容易なデータ入力。
  • 離散選択モデルにおける2種類のデータ配置の入力: 「Choice set」と「By choice」 。選択の特性に応じて個人の選択をモデル化。
    • 生データ配置においては、変数をグループ化して名前を付けた選択集合 (choice set) を定義できます。変数は作成、編集、削除することができます。
    • By choice フレームワークにおいては、あらかじめ定義された選択集合 (choice set) を分析のデータに利用できます。

ユーザーインターフェースが分かりやすくなり、データ入力がさらにフレキシブルになりました。

金融モデリングやマーケットリサーチの分野で今日ますますその利用が広がっているロジスティック回帰機能が使いやすく便利になりました。

混合モデルのアップデート

混合モデルの計算速度が前バージョンにくらべて著しく向上しました。

大規模データの分析で時間を節約できます。

大規模データの分析で時間を節約できます。

 

グラフィックス

RGB 値を色表現に使用

赤・緑・青の各色成分の値によって色彩を指定できるようになりました。グラフ要素、軸、枠の色指定に利用できます。

あらかじめ用意された色集合のみに使用する色を制限する必要はありません。

RGB の値を設定するだけで任意の色を使用できます。

ダイアログボックスによるサーフェス・グラデーションの色指定

ダイアログボックスからグラデーションのスタイルを指定することができるようになりました。関連するグラフタイプのダイアログボックスに用意された Surface および Line style タブで利用することができます。

グラデーションのスタイルを容易に指定することができます。コマンドを憶える必要はありません。

ダイアログボックスのインターフェースを通じて簡単にグラデーションのスタイルを設定できます。

ドット(サマリー)チャートにおけるラベルドット

ドット (サマリー) チャートのドットにラベルを付けることのできるオプションが新たに追加されました。

ドットに対応する値を簡単に読み取ることができます。

ドットチャートの機能向上。

組み込み色

SYSTAT の組み込み色が前バージョンの12色から45色に増えました。

定義済みの色数の選択肢が増加しました。

利用できる色の選択肢が広がりました。

重ね合わせグラフ、円グラフ、積み上げグラフのための色

重ね合わせグラフ、円グラフ、積み上げ棒グラフにおいて、隣接する要素間のコントラストが高くなるような色指定が可能になりました。

隣接するグラフ要素を容易に識別することができます。

グループ化変数を考慮する積み上げ棒グラフ

グループ化された棒グラフの場合、棒を積み上げることができるようになりました。積み上げられたグラフは、グループ毎に描画され、すべてのグラフは同一の枠内に配置されます。

グループ化変数がある場合には、オプションを選択するだけで積み上げ棒グラフを直接描画できます。

グループ別に処理する必要はありません。

プロットに表示されるボーダーの個別指定

ボーダーの表示法を個別にすることができるようになりました。

二次元プロットにおける任意のボーダーについて、それを非表示にしたり、2つのボーダーにそれぞれ異なる表示法を指定することができます。

グラフ表示がフレキシブルになりました。

円グラフの複数スライス表示

円グラフから複数のスライスを切り出すことができるようになりました。スライスとして切り出す数を指定することも、すべてのスライスを切り出すこともできます。

スライスを一つしか切り出すことができないという制限は解除されました。

数値ケースに基づくラベル

プロット、多変量表示およびマップ内のラベル設定で数値変数を指定できるようになりました。グラフ要素にラベルを付ける際、前バージョンまでは文字列変数のみしか利用することができませんでした。

ラベルに文字列変数しか利用できないという制限が解除されました。

数値ケースに基づくラベルを指定することができます。

GUI (GRAPHICAL USER INTERFACE)

自動非表示スペース

画面右上の自動非表示ボタンをクリックすることで、ワークスペースとコマンドスペースを非表示にすることができます。

Viewspace で利用できる作業空間をこれによって広げることができます。

1画面により多くの出力結果やデータ情報、より大きなグラフを表示させることができます。

選択トークン

新しいタイプのトークン用ダイアログボックスを使用して選択トークンを指定することができるようになりました。ダイアログボックスでは、2~10の選択肢を設定することができます。いずれの選択肢も SYSTAT のコマンドスクリプトとリンクさせることができます。これにより、ユーザーの選択によって対応するスクリプトを実行させることができます。ひとつの SYSTAT コマンドスクリプトに複数のスクリプト (最大10) を組み込み、与えられた解析について様々なシナリオを用意してスクリプトを対応させることも可能です。ユーザーの選択により任意のセットを実行することができます。

対話型の入力を含む複雑なコマンドスクリプトを作成できるので、実行時にふさわしい適切な選択肢を用意しておくことによって様々な可能性を実現させることができます。

SYSTAT コマンド言語はこの機能の追加によって一段とパワフルなものになります。

Data Edit Bar の実装

Data/Variable Editor に Data Edit Bar というツールバーが新たに組み込まれました。

Data Editor 内のセルを自由に行き来したり、データを表示・編集することができます。

データのナビゲーションと編集がより便利になりました。

データファイル情報

Data/Variables タブの隣にある File Comments ボタンをクリックして、データファイルに関するコメントを入力・編集することができます。既に入力されたデータファイルのコメントを確認したい場合は、ボタンにマウスを置くだけでその内容が表示されます。

既にファイルコメントがある場合はその内容を即座に確認することができます。コメントの編集はマウスをクリックするだけで実行できます。

データファイルのコメントに簡単にアクセスできます。

デフォルトのコマンドファイル保存形式

SYSTAT の前バージョンではコマンドファイルを Unicode 形式で、それ以前のバージョンでは ANSI 形式で保存していました。新しいバージョンではこの保存形式を選択することができるようになりました。Edit: Options ダイアログを使ってデフォルトで保存されるコマンドファイルの形式を設定することも可能です。

目的の形式をマウスで選択するだけで、コマンドファイルをいずれかの形式で保存することができます。

コマンドファイルをユーザーの好きな形式で保存することができます。

データのドラッグ&ドロップ

コンテンツのドラッグをサポートしている外部エディタから、SYSTAT の Data Editor にテキストをドラッグ&ドロップすることができるようになりました。SYSTAT の Commandspace に入力されたテキストをドラッグ&ドロップすることも可能です。

データを手動でコピーする必要はありません。ウェブサイトやリッチテキストエディタから直接データを渡すことができます。

ファイル形式にかかわらずデータをインポートすることができます。

埋め込み型ツールバー

Format Bar、Data Edit Bar、Graph Editing toolbar がそれぞれ Output Editor、Data Editor、Graph Editor タブに埋め込まれるようになりました。

ツールバーは、Viewspace の特定タブと関連のあるもののみが表示されます。

ツールバー領域に余計なツールバーを配置する必要がないため、SYSTAT のウィンドウには必要な情報だけが表示されるようになります。

旧形式のコマンドファイルの活用

  • 一行目に VERSION コマンドを挿入すればレガシーなコマンドファイルを直接開いて実行することができます。構文は VERISON n で、n は 11 または 12 となります。
  • これとは別に、Translate Legacy Commands ダイアログボックスと SYSTAT Command Translator を使って変換したいコマンドファイルのバージョンを 11 または 12 に指定することも可能です。

レガシーなコマンドファイルを実行することができます。変換しなおして個別に保存する必要はありません。

変換されたコマンドファイルを個別に保存しなくてもいいので、それだけ領域を節約できます。ほとんどの場合、新たに構文を理解する必要はありません。

View Toolbars

SYSTAT のツールバーを View メニューから呼び出すことができるようになりました。呼び出されたツールバーに対応するメニュー項目にはチェックマークが付きます。

ツールバーをとても手軽に表示させることができます。

Customize ダイアログボックスを開かなくてもツールバーを呼び出すことができます。

Windows XP スタイルのフリッカーフリーグリッド

  • SYSTAT の Data/Variable Editor グリッドが Windows Desktop で適用される Windows XP テーマに対応しました。
  • グリッドコントロールを含む Data: Transform: If Then Let や Data: Select Cases などのダイアログボックス、Color、Fill、Symbol、Label、Surface、Line Style などのグラフに関連するダイアログボックスのタブは共通の外観と操作性をもつようになりました。
  • グリッドはすべてフリッカフリーです。

SYSTAT のウィンドウは Windows のインターフェースと完全に調和します。Data/Variable Editor で画面をスクロールしても目に負荷がかかりません。

これにより使い易さはもちろん、外観もスタイリッシュになりました。

文字列データにおける前後空白の削除

Data Editor で入力・編集する文字列データの前後にあるスペースを自動的に削除するかどうかを指定できるようになりました。Edit: Options ダイアログの Data タブでこのオプションを選択できます。

文字列の前後にあるスペースをそのままにしておくか、削除するかのいずれかを選択できます。手動で空白を挿入したり削除する必要はありません。

文字列の前後にスペースが含まれるとそれらは個別のグループとして処理されます。

自動補完コマンド

  • Commandspace の Interactive タブまたはバッチ (Untitled) タブにテキストを入力すると、コマンドの引数、オプション、オプション値が自動的に補完されます。引数となるのはファイル名、変数名、組み込み関数名または特定のキーワードです。
  • スペースを含むファイル名またはパス名を選択すると、それらは自動的に引用符で囲まれます。関数名の後には自動的に括弧が付けられます。

コマンドのキーワードやファイル名、変数名を正確に覚えておく必要はありません。

コマンドやスクリプトを非常に簡単に構築できます。

コマンドの色分け

  • コマンドキーワードの色分けはデフォルトを指定するオプションで設定できるようになりました。Edit: Options ダイアログの General タブを使ってこれを指定できます。
  • 変数名は黒、コマンド引数は紫、オプション値は緑にそれぞれ色分けされます。

使用するコマンドファイルが大きい場合は、このオプションを無効にしておくことで処理を高速にすることができます。このオプションを無効にしておけば、コマンドやコマンドファイルに変更を加える際、アンドゥやリドゥを使用することができます。変数名とオプション値を識別しやすくなります。

コマンドファイルを高速に開けます。様々な種類のコマンドキーワードを簡単に見分けられるので、それだけ読みやすくなります。

ダイアログボックスのタブ分類

SYSTAT のダイアログボックスのタブが縦方向の配置になりました。

これまでより多くのタブにマウスをワンクリックするだけでアクセスすることができるようになります。

ダイアログボックスの占める画面領域が縦方向に狭まることで、モニタの縦横比に近くなります。

復旧レポート

  • 強制終了したセッションの復旧を試みる機能が追加されました。
  • Send Report をクリックすると、復旧できたファイルが自動的に Email メッセージに添付されます。

復旧ファイルを特定の場所へ手動で保存したり、それを開いて添付する必要はありません。

強制終了のレポートをダイレクトに送信できるようになります。

ショートカットキー

以下のショートカットキーがデフォルトで追加されました:

  • Ctrl + Q : SYSTAT を終了する
  • Alt + backspace : アンドゥ
  • Ctrl + Alt + Enter : Variable Properties を開く
  • Ctrl + K : Workspace を表示する

ショートカットキーを使って上記の操作を簡単に実行することができます。

ステータスバー

ステータスバーに以下の改良がなされました:

  • ステータスバーの PAGE をクリックしてページ幅を Narrow、Wide、None に切り替えることができるようになりました。
  • ステータスバーから Insert、Caps Lock、Num Lock、Scroll Lock などキーボードの状態を切り替えることができるようになりました。

ページ幅の設定、キーボードの設定をワンクリックで変更できます。

テーマ

SYSTAT のテーマに以下の機能が追加されました:

  • Download Themes 機能にダイアログボックスのインターフェースが追加されました。インストールしたいテーマをダイアログボックスから選択することができます。
  • テーマファイルにバージョンが付き、SYSTAT のサーバーに新しいバージョンのテーマがアップされたらいつでもそれを更新することができます。
  • テーマを適用する際は、現在使用中のテーマを保存するかどうかのダイアログが表示されます。

新しいテーマに関する情報を確認した後、ダウンロードしたいテーマだけを選択することができます。GUI のカスタマイズで思わぬ失敗を防ぐことができます。

フレキシビリティと安全性が向上しました。

データファイルを閉じる手段

Data Editor の右クリックメニューまたは CLOSE コマンドを使用して、データファイルを閉じることができるようになりました。CLOSE filename を実行すると指定したファイルを閉じることができます。CLOSE / ALL を実行するとアクティブなデータファイルを除くすべてのファイルを閉じることができます。

現在のセッションで不要なデータファイルを閉じることができます。コマンドファイルを使用してデータファイルを閉じることもできます。

セッション中に不要なデータファイルをメモリ内に開かないで済みます。アクティブなデータファイルを上書きすることもできます。

デフォルトの変数形式

Data Editor で新規に追加する数値変数のデフォルト形式を設定できるようになりました。

数値変数の形式は、数値の出力形式とは別に設定できます。

ユーザーによるデフォルトの変数形式を制御できます。

View モードでデータファイルを保存

データファイルを View モードで保存することができるようになりました。保存したい「View モード」のタブを選択し、Standard ツールバーの Save ボタンをクリックするか、File > Save をクリックするだけです。

データファイルを保存する前にアクティブにする必要はありません。

ビジネスオブジェクトのインポート

データソースに「Business Objects Universe」を(ODBC や Excel など他のデータソースを選択するのと同様に)利用できるようになりました。Business Objects はデータウェアハウスの構築に必要な定義済みレポート、アドホックなレポート作成、ダッシュボード、抽出、変換、オペレーションのロードをサポートするビジネスインテリジェンス・プラットフォームの組織です。「Business Objects Universe」は、ビジネスエンドユーザーとデータベースモデルの複雑な基盤の間をとりもつ「セマンティックレイヤ」です。エンドユーザーはユニバースを実行することで、権限を与えられたすべてのデータベースにアクセスすることができます。この機能を使えば、Business Objects プラットフォームにログインして、クエリを実行するユニバースを選択したり、クエリを構築したり、得られたデータを SYSTAT 内で処理することができるようになります。

サードパーティ製品を使用しなくても、Business Objects 形式の大規模なデータセットを直接インポートし、解析することができます。

新しいデータインポート機能の追加です。

Data/Variable エディタのコピー・ペースト機能

セルのいずれか一つをコピーして、列にペーストできるようになりました。

同一のデータを続けて入力する場合、それらをひとつひとつ手動で入力しなくて済みます。

複数のデータファイルを開く機能

SYSTAT の従来のバージョンでは、未修整のデータファイルを複数取り扱う場合、アウトプットの並び順はインプットデータファイル毎になるようグローバルオプションで定められていました。新しいバージョンでは、この2つのオプションが切り離され、デフォルトでは、複数の未修整データファイルを開いてもそのアウトプットは処理を行った順に表示されるようになりました。従来までの単一のアクティブデータファイルによる作業を続けたい場合は、SYSTAT のグローバルオプションで他のデータファイルを開く際にアクティブデータファイルを閉じる (close the active data file when another is opened) を選択できます。この設定とは別に、アウトプットを処理を行った順にするか、インプットデータ毎に分けて並べるよう設定こともできます (Organize output based on input data file)。

ユーザーはデータファイルを複数開き、それらを編集することができます。

別のデータファイルを開く前に既にあるデータファイルを保存する必要はありません。

一回のセッションで、複数のファイルのいずれか一つをアクティブにして、処理を続けることができます。

一回のセッションで複数のデータファイルをに開いても、アウトプットを処理を行った順に並べることができます。

ひとつのデータファイルでしか作業できなかった制限がこれにより解除されました。

変数の再コード化

SYSTAT に ELSE オプションが追加されました。与えられた値集合以外の値を、指定された値に再コード化することのできるオプションです。ある変数を別な変数に再コード化する場合は、古い変数にある再コード化されない値がすべて継承されますが、再コード化されない値を継承したくない場合にはこの ELSE オプションを使用します。

ユーザーはある特定のレベルを再コード化し、その後、特定の値または文字列に残りのレベルが再コード化されるよう指定することができます。

特定の値を欠損値や固定値、文字列に再コード化する場合に役立ちます。

セッティングの保存と回復

以下のセッティングを保存することができるようになりました:

  • アクティブなデータファイル
  • 値ラベルの表示形式
  • 変数ラベルの表示形式

保存されたセッティングは、セッション中にいつでも元に戻すことができます。

上記セッティングをそれぞれ手動で呼び出す必要がなくなりました。

上記のグローバルセッティングは必要があればいつでも切り替えることができます。

ロケールと桁区切り

Output エディタで数字を表示させる場合、 SYSTAT で使用するロケール(地域別定義)を選択することができるようになりました。SYSTAT は Data Editor に入力された数値形式をこの設定にもとづいて判別します。デフォルトのロケールは、Windows のコントロールパネルにある地域と言語のオプションで指定されたものがシステムのデフォルトとなります。

選択したロケールの小数点と桁区切り記号を使用して数字を入力することができます。異なるロケール間でデータやアウトプットをやりとりする場合、ユーザーは受け手側のロケールに合わせてアウトプットを保存することができます。桁区切りをしないよう設定することも可能です。

データの交換が容易になり、ロケールから独立させることができます。

ノードとリンクの見出し

NODE コマンドを使用して Output Organizer のノードと折り畳み型リンクの見出しを設定できるようになりました。

ノード見出しをカスタマイズしたり抑制することができます。

アウトプットのカスタマイズ性が広がります。

ACTIVE コマンド

ACTIVE コマンドでビューモードのファイルをアクティブにすることができるようになりました。ディスクからファイルを開くことはありません。

コマンドラインインターフェースを通じてデータファイルをアクティブにすることができます。

SYSTAT のコマンド言語が一層強化されました。

組み込み関数

パワフルな関数ライブラリを一層強化する以下の新しい組み込み関数が追加されました:

  • 数学関数: ACSH, ASNH, CASE, CEIL, COLUMN, COSH, EVEN, FLOOR, NCASE, NVAR, ODD, ROUND, SINH
  • 多変量: COMPLETE
  • グループと間隔: BOF, BOG, EOF, EOG, NCAT
  • 文字列: CHR$, CODE, ISNUM, LEN
  • 日付と時間: FDAYM, FDAYW, LDAYM, LDAYW, MON
  • 統計: BGCF, BGDF, BGIF, BGRN, EMCF, EMDF, EMIF, EMRN, GDCF, GDDF, GDIF, GDRN, P5CF, P5DF, P5IF, P5RN, P6CF, P6DF, P6IF, P6RN, PECF, PEDF, PEIF, PERN

新たに加わった関数を使用して高度なコマンドスクリプトを記述することができます。

新たに加わったこれらのコマンドにより SYSTAT のコマンド言語が一層強化されました。

FOCUS コマンド

Data Editor、Graph Editor、Output Editor の表示を切り替える FOCUS コマンドが新たに加わりました。コマンドスクリプトで使用すれば表示させたいページを Viewspace に表示させることができます。

コマンドラインのインターフェースを使用して Viewspace にあるタブ表示を切り替えることができるようになりました。コマンドスクリプトで連続したコマンドを実行する際、いずれかのビュアーが必要な場合にこのコマンドを利用できます。

SYSTAT のコマンド言語はこのコマンドの追加により一層強化されました。

マクロ

SYSTAT のコマンドスクリプトでマクロを定義し、呼び出すことができるようになりました。マクロは DEFMACRO と ENDMACRO コマンドの間に挟まれた一連の命令文です。複数のコマンドを実行する様々な場面でマクロを利用することができます。

スクリプトの反復ブロックを回避できます。

コマンドスクリプトがコンパクトで分かりやすいものになります。

PAGE NONE

PAGE NONE コマンドを使用することでページ幅を無制限に設定できるようになりました。

この設定によりテーブルの折り返しを回避することができます。

プレゼンテーション用のアウトプットを用意する際にこの機能が役立ちます。