CAD、可視化ツールとの連携
DXF ファイル → FlexPDE
AutoCAD や AutoCAD LT などで作成された DXF 形式の形状データを、FlexPDE で読み込むことが出来ます。解析に必要な情報は、CAD 側で文字情報として予め付加しておくことも可能です。もちろん、2次元形状のみを CAD で作図し、FlexPDE で情報を付加していただけます。
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- FlexPDE のユーザが DXF データを導入する利点
- FlexPDE では、LINE や ARC コマンドで形状を記述するため、複雑な形を定義するのは手間です。 DXF データを用いることにより、形状データの入力や修正が大幅に省力化できます。
- DXF を扱える CAD システムは多数あるため、部署間や業者間でデータの受け渡しが容易にできます。
- 形状を視覚的に把握できるため、問題の理解がスムーズに行えます。
- AutoCAD のユーザが FlexPDE を導入する利点
- FlexPDE を活用することにより、わずかな出費で、熱解析、振動解析、応力解析、電磁波解析といった、種々の解析を手軽に行うことが出来ます。
- 今まで蓄積された CAD データを生かせます (解析のために、新たに解析用のデータを作成する必要がありません)。
- ノートブックのような自由フォマットのテキストで、解析用のプログラムを記述でき、すぐに実行できます (コンパイルする必要がありません)。
- DXF データの形状記述の中に、0番目のレイヤー上にコメントとして、解析用のプログラムを記述できます。形状記述のデータと、解析用のプログラムを1つのファイルとして持てるため、データの管理が容易です。
FlexPDE → Tecplot
FlexPDE は、Tecplot 専用の可視化コマンドを持っています。スクリプト記述画面の出力欄に TECPLOT (変数1、変数2、…) と記述すると、TECPLOT 形式のデータを生成することができます。
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FlexPDE |
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Tecplot |
- 生成されたデータを Tecplot 上で利用することで、柔軟で高品質、高機能なデータの可視化を行えます。両者を組み合わせる事でスムーズな作業環境を構築できます。
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※AutoCAD、DXF は Autodesk 社の登録商標です。 |