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FlexPDE バージョン4 で追加された機能

  1. C++ での書き換え
    FlexPDE は、BOP と呼ばれる独自の言語で開発されていました。
    バージョン4 では、全て C++ に書き換えられ、その結果、 次の利点がえられました。
    1. 保守、修正、他言語への移植などが容易
    2. サードパーティのライブラリとの連携が容易

  2. 2D、3D の格子生成機能の強化向上
    "2D 格子生成" は、より改善されたバランスの格子を生成します。
    "3D 格子生成" においては、格子生成領域を選択されたレイヤーに制限して実行する事ができます。
    それによって、複雑な 3D 構造を持った領域を実現できます。
    そして、垂直に出っ張った面に対する制約が緩和されました。
    さらに、球や円柱の格子生成がサイドバンド (補助領域) を用いずに行えます。

  3. 今後のバージョンに装備する ”移動境界” への布石
    新しい "格子生成機能" は、将来のバージョンアップの際に実現される "完全な汎用 3D 格子" の基礎となります。
    将来のバージョンにおける"移動境界"のサポートを見越して、外側の境界に対するいくつかの制限を取り除きました。

  4. 容易なスクリプト作成
    スクリプト記述欄において、キーワードが色分けされるようになったので、スクリプトを実行する前に、文法チェックされます。その結果、スクリプト作成が容易となりました。

  5. 3D における TRANSFERMESH
    3D においても、"TRANSFERMESH" が使用できるようになりました。 "TRANSFERMESH" を用いると、複数の pde ファイル間で メッシュ・データを相互利用できます。

  6. クロス・プラットフォーム
    USB による新しいライセンスキーの採用で、クロス・プラットフォーム (Windows、Mac、Linux) 環境での使用が可能となりました。

  7. 制限された領域 "Limited Regions"
    バージョン4から新たに「制限された領域」が導入されました。これによ 一部のレイヤーのみを貫く領域指定が可能になり、境界条件の設定など より柔軟に行えるようになりました。
レイヤーの制限をしない場合
Extrusion を2番目のレイヤーに制限した場合