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StarDrop 6.0 で追加された機能 |
バージョン履歴 |
Card View は、化合物とそれらの関係性を直感的にわかりやすく表す画期的で新しい化合物データセットの表示方法です。構造やさまざまな物性値を集約したカードは、自由に動かしたり、結びつけてグループを作成することができ、既存のスプレッドシートよりも最適な構造や重要な構造活性相関 (SAR) を見つけやすくします。Card View を利用することで、柔軟で対話的に化合物データを表示することが可能になります。
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データセットは、化合物ごとに1枚のカードとして表示され、カードは自由に動かすことができます。カードに表示する情報は好きなようにカスタマイズすることができ、複数ページにわたってスペースを使用することができます。注目する物性値でカードの色付けをすることや気になるカードを横に並べて比較することで、これらの重要な違いを明らかにします。
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あるカードを別のカードの上に重ねる (Stack する) だけで簡単にグループを作成することができます。Stack すると一番上のカードには、ヒストグラムやボックスプロットを使って物性値の分布や、最大共通部分構造 (Maximum common substructure) を表示することができます。表示する物性値は、カードと同様にお好みに応じてカスタマイズすることができます。
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カードは構造的な類似性や合成のステップのように関係性があるもの同士を結びつける (Link する) ことができます。Link には直線と矢印があり、直線は関連付けられる化合物同士を結びつけてネットワーク構造を構築することに利用でき、矢印でカード同士の関係に方向性を与えることにより、合成のステップや相対的な大小関係を表すことができます。さらに Link に色付けすれば、物性値が大きく変化する関係性やステップを明らかにします。
クラスタリングや Matched Molecular Pair (MMP) 解析、Activity Landscape (Activity Cliff) といった解析は、複雑なデータを解析する強力な手法ですが、これらの結果を解釈するためには、時間と労力を要する専門的な解析が必要なことが課題でした。しかし、この Card View を用いることで、これらの結果を直感的にだれもが解釈できるように表示することができます。