5.3 Open for Editing

GI ノートブックの解析出力オブジェクトは、いずれも、編集用の別ウィンドウに開いて編集することができます。このウィンドウには、スクロールバーのほかに、ノートブックの中では利用できないその他の機能が付いています。Open for Editing を実行するには、出力オブジェクトを選択してから Notebook > Open For Editing... を選択します。図 5.11 に示すのは、Sample ノートブックにある Transmembrane Helix 解析を開いた例です。解析内容が別ウィンドウに移動し、ノートブック側のオリジナルのオブジェクトには現在開いている解析の名称を示すテキストが付けられていますが、解析内容そのものは表示されていない点に注意してください。このオブジェクトの場合、ウィンドウ内に全ての内容が表示されているためスクロールバーは表示されていませんが、比較的サイズの大きなテーブルやシーケンス整列の場合には、テーブルや整列をスクロールできるのでこれが役立ちます。編集用の別ウィンドウで加えた変更内容は、ノートブックに戻った時点でオブジェクトに保存されることになります。いずれの Open for editing ウィンドウも、本体のノートブックを閉じると自動的に終了します。

図 5.11: Open For Editing (別ウィンドウに開いて編集)