7.3 セグメントに対する AutoFeature

前に説明した領域 (region) に加え、図 7.2 に示すように AutoFeatures をセグメントにすることもできます。このウィンドウには、Regions ウィンドウと同じオプションが用意されています。2つの違いは、領域は、DNA 配列を元に個別のエントリとして注釈がつけられるもので、DNA 自体にはマークされないものですが、セグメントは実際 DNA 配列そのものであるという点です。セグメントをマーク付けすると、実際のコンストラクトの塩基配列の属性に太さ、パターン、カラーを望みどおりに定義することができます。

図 7.2: セグメントが表示された AutoFeature ウィンドウ

 

AutoFeature ファイルを作成すると、任意の特徴の検索とその内容の注釈付けに使用できます。このことは、Tutorial 21: “Mark AutoFeatures” と “Mark AutoFeatures” で説明しています。AutoFeatures を任意のコンストラクトに適用するために従う手順をここに簡単に記載しておきます。

  1. 注釈をつけたいコンストラクトを開きます。

  2. 表示結果をクリーンし、新たにマークする特徴と既にマークされた内容とを一緒にしたくない場合は、新しい世代 (generaetion) で開始してください (クロノグラフィ:コンストラクトの履歴の再現を参照)。これにより注釈の開始点としてクリーンなコンストラクトが表示されます。

  3. Construct > Features > Mark AutoFeatures... を選択します。お持ちのコンストラクトに適用したい AutoFeatures ファイルを選択し、Open ボタンをクリックすると、コンストラクト内のすべての特徴 (feature) がマークされます。

以上で作業は完了です。

もし、おもしろくて役に立つオリジナルの AutoFeature ファイルを作成し、それらをみんなと共有したいとお考えでしたら、Textco BioSoftware, Inc. までお送りください。どなたでもダウンロードできるよう、ウェブサイトに掲載いたします。